2022.04.27

2022.04.27

SEO

記事をチェックする順番について

原稿のやりとりの話です。

ライターさんへの大き目な修正依頼が後手に回ることで、それより先に依頼した軽微な修正作業の意味をなくしてしまった経験はあるでしょうか。僕はあります。

修正してもらった原稿をライターさんからもらい、最終チェックしたら校了かなと思っておりました。今回はスムーズに進んだぞと。しかしここで気づいてしまいました。記事のテーマを成立させるには、もう一つ見出しを加えなければいけず、追加したらリード文やライターさんが修正してくれた文章も調整しなければいけないことに……。

結局ライターさんには思いっきり謝り、なんとか修正して事なきを得ましたが、ライターさんからの信用が目減りした事案だったなと、今でもたまに思い返します。

ではどういう順番で記事をチェックしていれば良かったのかを順番にまとめてみました。

1. テーマ

最初に記事でみるのは記事全体に関わる修正になるかどうかです。例えばこちら側が依頼したテーマとまったく別の記事があがってきた場合、その記事は書き直しです。

書き直しレベルの修正は正直あまりないのですが、SEOでいえばキーワードだけ渡して書いてもらおうとするなど、作成の意図の共有を怠ると発生する確率が上がります。当然ながら、この書き直しはお互いの時間を無駄にしますし、次からライターさんが仕事を受けてくれなくなることもあるので、可能な限り避けたいところです。

これを避けるのはそこまで難しくありません。ライターさんにこちらの意図を理解してもらうだけです。記事のタイプや編集者によって、理解してもらうためにしている工夫は異なりますが、僕の場合は以下の2点を文章で伝えるようにしています。

①書いて欲しい記事のテーマ
②記事の中で触れて欲しいトピック

また執筆に入る前に、かんたんなアウトラインをライターさんに作ってもらっています。このアウトラインを共有してもらうタイミングで軌道修正できれば、記事を書きあげた後に書き直しを依頼することはまずありえません。

SEOの文脈での記事作成は、検索意図からのテーマ設定が肝になってくるので、ライターさんとの認識合わせは非常に重要な工程だと思います。

2. 構成

ここで確認するのは、記事の構成が記事のテーマを支える内容になっているかです。枠組みやフレームワークと言ったりもします。この枠組みに絶対となる正解はありませんが、記事の構成が検索意図やテーマから考えて、抜け漏れのないもになっているかをこの工程で確認します。

例①:カレーの種類で要素分解したときの枠組みの例

①キーマカレー
②バターチキンカレー
③グリーンカレー

ざっと思いつくカレーの種類を3つ挙げてみました。全世界のカレーを網羅したい意図があれば3つでは足りませんし、一般的なカレーでよければこのままの枠組みで十分な可能性もあります。

仮にテーマをインドカレーに限定してみましょう。するとグリーンカレーはタイカレーにカテゴライズされるので、このテーマの中でグリーンカレーをピックアップすることができません。ライターさんへは、グリーンカレーの見出しはトルツメして、別のインドカレーの種類に差し換えるように、修正を依頼することになります。

例②:カレーを手順で要素分解したときの枠組みの例

①具材を手ごろな大きさにカットする
②具材を炒める
③カレールーを入れて弱火で煮込む
④水を入れてしばらく煮込む

もう一つは手順での分解した例です。一般的なカレーの手順の要素はあるものの、上の例だと水を入れる前にカレールーを入れる工程になっています。順番通りの工程で、実際にカレー作りを進めてしまうと、恐らくカレールーを入れる段階で焦げてしまいますね。ライターさんには手順にミスがあることを伝え、正しい手順に修正してもらう修正を依頼します。

3. 文章

さいごに文章単位でチェックをおこないます。この段階まで進んだら、もう構成に手をいれることはありません。僕の場合、表記揺れや助詞、接続詞の使い方、主語述語のねじれなど、基本的な文法周りの修正はライターさんに戻さず自分でやってしまうことが多いです。

ライターさんに戻す修正の例としては、以下のような点でしょうか。

・意味のない文章や同じ意味の文章を繰り返していないか
・事実と主観を書き分けているか
・無駄に長い文章になっていないか
・あいまいな表現に逃げていないか
・一文一義を守れているか
・論理が飛躍していないかなど、読んでいて引っ掛かる箇所はないか

タイトルやリード文の調整はさいご

構成と文章がクリアになったら、最後にリード文とタイトルに手を加えます。個人的にはここの調整に一番時間を使っていかもしれません。

タイトルは、釣りタイトルにしない、検索者の目を引く、シンプルなものにする、意味の通じないタイトルにはしないを意識します(これが難しいんですけど)。リード文の方は、これから読み進める記事の内容が簡潔に書いてあり、読み進めるための理由付け(フックがある)がされていることなんかに気を使って調整します。

さいごに

記事の添削に時間をかけすぎてしまうという声は社内からも良く上がります。記事をみる順番が分かっていれば、必要以上に細かく見なくていいこともあるので、意識しておくと便利なので使ってもらえれば幸いです。

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