BLOG

ブログ

2020.01.22

2021.04.22

コンテンツ
株式会社クヌギ

WEB編集者が教える!1年で売り上げを3倍以上にした方法


WEB編集者が教える!1年で売り上げを3倍以上にした方法
近年のオウンドメディア閉鎖の波に逆行して、弊社のメディア『クレジットカードを知る』では順調にPVと売り上げを伸ばしています。具体的には、PV数は約20万から100万程度になり、売り上げも1年で3倍以上になりました。

これだけの成長を遂げられた理由はコンバージョンキーワード(以下CVKW略)からの自然検索流入を伸ばしながら、CVRの改善をおこなったことにあります。弊社では、商品の購入につながりやすい、言い換えるとCVしやすいキーワードをCVKWと定義しています。

例えば、「クレジットカード 作り方」などそのKWを検索したユーザーが特定の商品の購入(今回の場合はクレジットカードの発行)を検討していると推測できるがCVKWになります。

単にPV数を伸ばすのではなく、CVKWからの流入を増やすことによって、サイトの売り上げを継続的に伸ばすことができます。

今回は、弊社のメディアが、月間100万PVを超えて、1年間で売り上げを3倍以上にするまでの行った施策を紹介します。

当時の状況をおさらい

自社メディアの運営を任せられたのは、2018年1月のことです。当日のメディアの状況は以下の通りでした。

【当時の自社メディア状況】

月間PV 約20万
編集者 1名
ライター 2名
売上 約数百円万
流入経路 自然検索9割(SNS1割)
担当サイト 『クレジットカードを知る』

当初は自社メディアにミッションやテーマがなく、何となく「売り上げが上がれば良い」という雰囲気で運営されていました。

また、売り上げ自体は数百万円程度あったものの、編集者1名とライター2名の少数で運営をしていました。

1年で売り上げを3倍以上にするまでに行った施策

弊社の自社メディアが1年で売り上げを3倍以上にするまでに行った施策を主に4つ紹介します。

  1. メディア体制の見直し
  2. 記事作成フローの見直し
  3. 低品質記事の削除
  4. マネタイズ記事の発見と施策

弊社のメディアの売り上げは、「流入数×CVR×単価=メディア売り上げ」で形成させていました。そこで、まずは1~3のフローで自然検索流入数を確保するための施策を行い、4ではCVRの改善施策を行いました。

メディア体制の見直し

弊社のメディアは自然検索からの流入が9割を占めるため、初めに高品質な記事を作成するためにメディア運営体制を見直しました。

【弊社が行ったメディア運用体制変更】

役職 仕事内容
編集長 ・編集者の育成
・校閲・校正
・記事間の主張に食い違いないかチェック
編集者 ・ライターの育成
・赤入れ
・企画、プロット作成
ライター ・ライティング
・調査・取材
・企画、プロット作成
データ解析 ・データ解析
・CVR改善

当時の弊社の場合は、編集者がライティング業務も行っていたため、記事のダブルチェック体制がありませんでした。

しかし、各編集者が単独で記事を作成していたところ、誤字脱字や同テーマ複数記事間の主張の食い違いが発生してしまいました。

そこで、自社メディアを運営するにあたり、編集長、編集者、ライター、データ解析の4つの役割を分担する体制を作りました。

4の役職を明確にすると、各業務内容がよりハッキリとし、自身の仕事に責任を持つようになったので、自然と誤字脱字や同テーマ複数記事間の主張の食い違いが起こる機会が減りました。

記事作成フローの見直し

弊社のメディアでは、体制変更とともに記事作成フローの見直しも行いました。

体制だけを整えても、各役職が最大限の力を発揮できるような記事作成フローをとらなければ意味がありません。記事作成フローは、企画段階からライターと編集者が密にコミュニケーションを取る形が理想的です。

弊社の編集者は元々「赤入れ、校正・校閲」が主な仕事でしたが、記事作成フロー見直し後は「企画、プロット作成」にも関わるようにライターと直接コミュニケーションを取る機会を増やしました。

【弊社が実践する記事作成フロー】

  1. 編集者とライターでの企画書(指示書)作成
  2. プロットを作成
  3. 一次赤入れ
  4. 本文作成
  5. 2次赤入れ
  6. 直し
  7. 校閲・校正
  8. 校了

特に記事企画においては、編集者が独断で企画を練るのではなく、編集者とライターが一緒に考えることを大切にしました。編集者>ライターの力関係になってしまうと、心理的安全性が低下しライター側も意見が言いづらく適切なコミュニケーションが生まれません。

企画段階でのコミュニケーション不足は、記事内容に対する認識のズレを発生させます。認識のズレは、記事作成が進むにつれて大きくなっていき、最終的には記事の良し悪しに影響します。

低品質記事の削除

高品質な記事作成する体制変更と同時に低品質記事の削除を行いました。

低品質記事は、ユーザーに価値のない・誤った情報を与えてしまうので、削除せずそのままにしておくとサイトのブランド力の低下や検索順位の低下を招いてしまいます。

低品質記事とは主に下記のいずれかに該当するものです。

  1. 誤字脱字が多い
  2. 古い情報が載っている
  3. 具体的な根拠がない(引用元・出典の有無)
  4. Googleにインデックスされていない(コピーコンテンツ等)

例えば、古い情報はその記事を見たユーザーに誤った情報を提供してしまう可能性があります。弊社の自社メディアの場合は、サイト内に古いキャンペーンや商品情報が書かれている記事があるならば、削除またはリライト(再編集)をして最新の情報に書き換えるなどの施策を行いました。

また、記事内容の根拠としているデータに引用元や出典元が明記されていないもの弊社としては低品質記事と見なしています。

引用元や出典元が明記されていないと、データ自体が正しいものであるかユーザーが判断できません。そのため、自社メディアを運営する時は引用元や出典元の明記を徹底し、低品質記事が生まれないようにしましょう。

マネタイズ記事の発見と施策

高品質な記事が作成し自然検索からの流入が増えてきた段階で、マネタイズできる記事の選定とCVR改善の施策を行いました。マネタイズできる記事は、既にアップされている記事から、コンバージョンキーワード流入が多いものをピックアップします。

CVR改善では購入や申し込みの意思決定に重要な文章のニュアンスを調整したり、ページのデザイン変更をしたりします。

そのため、CVKWからの流入が多い記事においては、アクセス解析担当にデータを出してもらいCVR改善を行います。

記事の広告を載せる際の注意点

自社メディアの記事に広告を載せる際には、以下の2点に注意しましょう。

1.景品表示法に違反しないか注意する 

過度な限定表現や根拠のないランキングを用いた広告掲載は、サイトの信頼を損なうとともに、検索順位に影響を与える可能性があります。

2.読者ニーズに即した品広告を掲載する 

記事に掲載する商品広告は読者ニーズに即したものにしましょう。例えば、「楽天カード 作り方」を解説している記事に、他の楽天以外のクレジットカードを掲載しても意味がありません。

ユーザーはあくまでも楽天カードを作りたくてこの記事を読んでいるので、読者ニーズに合った楽天カードの広告を貼るようにしましょう。

なお、読者ニーズに沿った広告がない場合は、代替的に他の商品を掲載するのではなく、広告代理店に新しい商品を卸してもらえるように交渉することをおすすめします。

施策後のサイト状況

ここまでで紹介した施策を実行したことにより、2019年時点で以下のようにPVと売り上げが伸びました。

項目 2018年時点 2019年時点
編集者 1名 2名
ライター 2名 3名
月間PV 約20万 約100万
売り上げ 数百円万 数千万円
流入経路 自然検索9割(SNS1割) 自然検索9割(SNS1割)
担当サイト 『クレジットカードを知る』 『クレジットカードを知る』

もちろん、どの施策がどれほど効果的だったかは測り切れませんが、PV数は約5倍になり、売り上げも3倍以上になりました。

弊社ではSEOに役立つ情報を(頑張って)無料発信しています。

もし、よろしければご登録ください。

メルマガ登録

PAGE TO TOP

PAGE TO TOP