更新日 : 2023.01.05

みずほ銀行カードローンの審査は甘い? 審査の内容や流れも解説

みずほ銀行カードローンでは、WEBから24時間申込可能です。契約後には手持ちのキャッシュカードを使って、みずほ銀行やコンビニのATMから借入できます。申込時点でみずほ銀行の口座を持っていない場合であっても、契約時に口座開設を申し込めば問題ありません。

ただし、みずほ銀行カードローンを利用するには、審査に通過する必要があります。審査基準が非公開であることから、審査に通るかどうかが不安な人もいるでしょう。

実は、申込条件や金融庁の調査結果を参考にすれば、審査内容や審査に落ちる人の特徴を知ることは可能です。

みずほ銀行カードローンの審査は甘いとは言えない

みずほ銀行カードローンの審査が甘い・厳しいとは言えません。審査基準が非公開であり、審査の難易度は判断できないからです。

とはいえ、審査時には返済能力が調査されます。返済能力とは、借金を完済できる能力のことです。

返済能力があることを証明できなければ、みずほ銀行カードローンの審査には通りません。

実際に「審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます」とあるように、誰でも通過できるような甘い審査が行なわれているとは言えません。

審査に通るか不安な人はかんたん10秒診断を試してみる

みずほ銀行カードローンの審査に通るか不安な人は、かんたん10秒診断を試してみてください。かんたん10秒診断とは、年齢・年収・他社の借入状況を入力することで、借入可否の目安を診断できるサービスです。

項目を入力すると、「ご利用可能と考えられます」「ご利用可能か判断できませんでした」のいずれかの結果が表示されます。実際に試してみると、年収と他社の借入状況によって異なる結果が表示されることがわかりました。

たとえば、年齢20歳以上かつ年収200万円の人を想定した場合、他社の借入状況が56万円以下だと「ご利用可能と考えられます」、57万円以上だと「ご利用可能か判断できませんでした」と表示されました。

実際の審査結果と異なる場合もありますが、借入を検討している際は目安としてかんたん10秒診断を試してみてもよいでしょう。

みずほ銀行カードローンの審査内容

みずほ銀行カードローンの審査内容には、収入や他社借入の確認があります。

【審査内容】

  • 安定かつ継続した収入があるか
  • 在籍確認に対応できるか
  • 他社からの借入が年収の3分の1を超えていないか
  • 信用情報に延滞などの履歴が残っていないか

※申込条件・カードローン規定・金融庁の調査結果などを参考にしています。

安定かつ継続した収入があるか

みずほ銀行カードローンでは、安定かつ継続した収入があることが申し込みの条件です。安定かつ継続した収入の基準については、直接オペレーターに問い合わせを行ないました。

【申込条件(ご利用いただける方)】

・ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方
・安定かつ継続した収入の見込める方
・保証会社の保証を受けられる方
※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。
引用元:「商品概要説明書

【オペレーターへの問い合わせ結果】
質問 回答
安定かつ継続した収入とは? 申込時点で働いており、毎月収入があること。
具体的な金額の基準はあるか? 具体的な年収や月収の目安はない。
基準になる収入の頻度は? 毎月収入があること。収入がある月とない月があるなど、収入状況が不安定だと申し込めない場合がある。
収入として認められないのは? ギャンブルや仕送りなどは収入として認められない。

※実際に問い合わせた結果を反映しています。

みずほ銀行カードローンの審査では、返済能力を確認します。確認内容は「申込時点で働いており、金額にかかわらず毎月一定の収入があること」です。

逆に言えば、毎月収入を得ていない専業主婦や無職の場合は、安定かつ継続した収入が認められないことで申込自体ができません。

在籍確認に対応できるか

みずほ銀行カードローンの審査では、勤務先に在籍確認の電話を行ないます。在籍確認とは、申込者が申告した勤務先に実際に在籍しているかを確認することです。

在籍確認は、申込時に申告した勤務先の番号へ電話して実施されます。申込者が勤務先に在籍していることの確認を目的に実施されるので、以下のような対応が取れれば完了します。

【在籍確認の対応方法】

  • 申込者本人が電話に出て応対する
  • 勤務先の人が電話に出て「〇〇(申込者)は不在です」のような応対をする

※実際に問い合わせた結果を反映しています。

なお、在籍確認のタイミングは平日の日中です。そのため、勤務先の営業時間が平日の夜間や土日祝日の場合は、在籍確認の電話に対応できない場合があります。

在籍確認の電話に対応できない状況にある場合は、平日9時~20時の間に専用ダイヤルから相談してみてください。事情に応じて在籍確認のタイミングを相談できる場合があります。

他社からの借入が年収の3分の1を超えていないか

みずほ銀行カードローンでは、審査時に他社からの借入(借入残高)を確認します。他社からの借入に含まれるのは、消費者金融や銀行のカードローン、クレジットカード会社のキャッシングなどです。

【銀行カードローンの融資上限額】

8割強(97/114行)の銀行が、自行・他行カードローン及び貸金業者貸付を勘案して年収の2分の1又は3分の1を上限とする等、融資審査態勢の改善に向けた動きが進んでいる。
引用元:金融庁「銀行カードローンのフォローアップ調査結果

金融庁の調査結果をみると、約8割の銀行がカードローンの融資の上限額を、年収の3分の1または2分の1としていることがわかります。

また、みずほ銀行のかんたん10秒診断を試すと、他社の借入状況が年収の3分の1を超える場合に、共通して「利用可能か判断できない」と表示されました。

以上を踏まえると、他社借入が年収の3分の1よりも多い人は、みずほ銀行カードローンの審査に通過できないといえます。

信用情報に延滞などの履歴が残っていないか

信用情報とは、ローンやクレジットなどの信用取引における利用情報のことです。具体的にはローンやクレジットの契約内容や支払い状況、携帯端末の分割払いなどが含まれます。

信用情報は、申込者の返済能力の調査のために確認されます。そのため、みずほ銀行の担当者から返済能力を疑われるような信用情報が残っていると、審査落ちになりかねません。

【信用情報に残る情報の例】

  • 延滞や滞納
  • 債務整理(個人再生や自己破産など)
  • 保証会社の代位弁済

延滞などの履歴は、申込者が過去に支払いが滞った事実を表します。そのため、信用情報に延滞などの履歴が残っていると返済能力を疑われる要因になりえるのです。

なお、信用情報に延滞の履歴が残る期間は、契約中もしくは契約終了日から最長5年間です。個人・民事再生や自己破産を起こした場合は、手続き開始決定日から最長10年間履歴が信用情報に残ります。

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる人には特徴があります。

【審査に落ちる人の特徴】

  • オリコのローンなどで延滞・滞納した
  • 同時に複数のカードローンに申し込んだ
  • 申込時に虚偽の申告をした

返済能力がないと判断される特徴があったりカードローンの規定に違反したりする特徴があれば審査落ちとなります。

保証会社であるオリコショッピングローンなどで延滞・滞納した

オリコのショッピングローン(ショッピングクレジット)などで延滞・滞納した場合、信用情報に履歴が残っていなくても、審査落ちになる場合があります。

オリコはみずほ銀行カードローンの保証会社であり、審査時にはオリコ社内の履歴も共有したうえで返済能力の調査が行なわれると考えられるからです。社内の延滞や滞納の履歴から返済能力がないと判断されれば、審査に通りません。

オリコのショッピングローンとは、株式会社オリエントコーポレーションが購入費用を立て替えするサービスのことです。Apple Storeでの製品や電化製品などの多様な商品を分割払いに利用できます。

同時に複数のカードローンに申し込んだ

同時に複数のカードローンに申し込んでいる人は、みずほ銀行カードローンの審査に落ちる場合があります。複数先からの借入が可能となった場合、過剰な借入となりえるからです。

たとえば、返済能力の範囲内で20万円を借入できる人が、2社に20万円の借入を申し込んでどちらも審査に通った場合、結果的に返済能力を超えた借入となります。

みずほ銀行は、金融庁の方針によって過剰な借入とならないように審査態勢の整備を行なっています。過剰な借入となりえる場合は審査に通しません。

なお、カードローンへ申し込んだ履歴は信用情報に6カ月間記録されます。6カ月以上前に申し込んだ履歴は自動的に抹消される仕組みです。

申込時に虚偽の申告をした

審査に不安があったとしても、申込時に虚偽の申告をするのは避けましょう。申込時に虚偽の申告をすると、審査落ちの原因となるからです。

申告した情報に虚偽があった場合、全額返済を求められます。契約前に虚偽の申告が発覚すれば、契約自体ができないと考えられるのです。

みずほ銀行カードローンの申し込みから返済まで流れ

みずほ銀行カードローンに申し込む流れは、みずほ銀行の普通預金口座の有無によって異なります。代表的な例として、パソコン・スマートフォンで申し込む際の流れは以下の通りです。

【口座がある場合の流れ】

  • 1、カードローン申し込み
  • 2、仮審査
  • 3、必要書類の提出
  • 4、本審査
  • 5、契約手続き
  • 6、借入

【口座がない場合の流れ】

  • 1、口座開設+カードローン申し込み
  • 2、仮審査
  • 3、必要書類の提出
  • 4、本審査
  • 5、みずほダイレクト利用カードの受取
  • 6、キャッシュカードの送付
  • 7、契約手続き
  • 8、借入

申込後の仮審査に通過すれば、書類提出や本審査が行なわれる流れです。そして、本審査完了に契約手続きを行なうことで借入できるようになります。

みずほ銀行カードローンを利用するには、みずほ銀行の普通預金口座を持っているか、新しく開設することが必須です。申込時に口座がない場合は、カードローンと同時に口座開設も申し込む必要があります。

なお、カードローンの申込と同時に口座も開設する場合、カードローンの利用開始まで2週間程度がかかります。カードローンだけに申し込む場合より、借入するまでに時間がかかると考えておきましょう。

申込方法によって審査結果が出る時間が異なる

みずほ銀行カードローンに申し込む方法は5種類から選べます。申込方法によって審査結果がでる時間が異なるため、急ぎの事情がある場合には事前の確認が必要です。

【申込方法】
申込方法 特徴 審査結果がでる時間
パソコン WEBサイトからの申し込み
24時間申込可能
翌営業日以降
スマートフォン 専用サイトからの申し込み
24時間申込可能
翌営業日以降
郵送(メールオーダー)※ 専用の申込書等を郵送して申し込み
※みずほ銀行の店舗の営業時間に来店して書類を受け取る必要あり
申込書到着後、翌々営業日以降
電話 みずほ銀行カードローン専用ダイヤルに電話して申し込み
平日9時~20時のみ受付
翌々営業日以降
店舗 近くのみずほ銀行に来店して申し込み
平日9時~15時のみ受付
申込受付後、翌々営業日以降

※ みずほ銀行の普通預金口座を持っている人が対象です。

審査結果が出る時間が早い申込方法は、パソコン・スマートフォンからの申し込みです。しかし注意したいのは、みずほ銀行が「急ぎの場合はインターネットで申し込みせず、最寄りの銀行の窓口に来店して申し込むこと」としている点です。

そのため、急ぎの事情がある場合は、みずほ銀行の店舗に来店して申し込みましょう。みずほ銀行の営業時内の来店が難しい場合は、パソコン・スマートフォンからの申し込みを検討してみてください。電話や郵送からの申し込みだと、書類の郵送の手間がかかり、より時間がかかるためです。

なお、キャッシュカードとは別にカードローン専用のカードを発行できるのは、店舗から申し込んだ場合のみです。

パソコンまたはスマートフォンなどから申し込んだ場合は、キャッシュカードにカードローン機能が付帯されます。申込時点で手元にキャッシュカードがある場合は、契約手続き完了後、手持ちのキャッシュカードで借入可能です。

必要な書類は2種類

みずほ銀行カードローンの申込時には以下の書類の提出が必要です。

【申込時に必要な書類】

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類

パソコン・スマートフォンから申し込んだ場合、書類の提出はインターネット上で行なえます。電話または郵送の場合は契約書類に書類を同封して提出、店舗の場合は必要書類を持参するようにしてください。

本人確認書類

みずほ銀行カードローンの申込時には、以下の書類のうち1点の提出が必要です。

【本人確認書類】
本人確認書類 備考
運転免許証 変更事項がある方については両面とも用意
パスポート 写真およびご住所のページ
印鑑証明書 発行後3か月以内のもの
特別永住者証明書 外国人登録証明書は一定期間、特別永住者証明書とみなされる
運転経歴証明書 2012年3月31日以前の発行分は不可
各種健康保険証 被保険者および被扶養者のページ
住民票 発行後3か月以内のもの
在留カード 変更事項がある方については両面とも用意
住民基本台帳カード 変更事項がある方については両面とも用意

※すべて有効期限内のものである必要があります。
※本人確認書類は氏名、住所、および生年月日が記載されているものに限ります。

本人確認書類の画像やコピーを提出する際には、「書類の全体が写っていること」「文字や画像が鮮明であること」を確認しましょう。提出した書類から情報を正しく読み取れないと再提出が必要になり、審査に余計な時間がかかるためです。

収入証明書類

みずほ銀行カードローンに提出可能な収入を証明する書類は以下の通りです。

【本人の年収を確認できる書類(収入証明書類)】

  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書または課税証明書
  • 納税通知書(その1・その2)

※ すべて前年度分など最新のものを用意する必要があります。
※ いずれか1点のコピーが必要になります。

源泉徴収票などが手元にない場合でも、会社の経理部や市役所などで申請・発行できます。発行に時間がかかる場合もあるので、早めに書類の用意をしておきましょう。

みずほダイレクトまたはATMで借入できる

みずほ銀行カードローンの借入方法は2種類あります。

【借入方法】
借入方法 特徴
みずほダイレクトから借入 ・みずほダイレクトを利用していることが条件
・24時間利用できる(※)
ATMでの借入 ・みずほ銀行や提携金融機関、ゆうちょ銀行、コンビニなどのATMを利用できる
・平日は原則24時間利用できる(※)

※ システム調整を行なう時間帯を除く。

【利用できるATMの種類】
ATMの種類 キャッシュカード兼用型 カードローン専用型
みずほ銀行ATM
イーネットATM
ローソン銀行ATM
セブン銀行ATM
提携金融機関ATM ×
ゆうちょ銀行ATM ×

キャッシュカード兼用型で借入する場合、三井住友銀行やりそな銀行などの提携金融機関のATM、ゆうちょ銀行ATMは利用できません。カードローン専用型のカードを発行できるのは店舗から申し込んだ場合のみです。

返済方法は自動引き落しのみ

みずほ銀行カードローンの返済日は毎月10日です。返済方法は、返済用普通口座からの自動引き落としとなります。

引落は返済日当日の夜間に行なわれるので、返済日の前日をめどに返済額以上の金額をみずほ銀行の口座に入金しておきましょう。

なお、ATMからの返済はすべて任意返済となります。任意返済とは、毎月の返済とは別に追加で返済する方法です。

ATMから任意返済をしても自動引き落しによる毎月の返済はなくならないため、二重支払いに注意しましょう。とはいえ、経済的に余裕がある場合には、ATMからの任意返済を併用することで完済をはやく進められます。

みずほ銀行カードローンの特徴と基本情報

【みずほ銀行カードローンの基本情報】
利用対象 以下のすべての条件を満たす個人
・ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方
・安定かつ継続した収入の見込める方
・保証会社の保証を受けられる方
※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。
資金使途 自由(事業性資金を除く)
利用限度額 10万円~800万円
金利 年2.0%~年14.0%
審査時間 パソコン・スマートフォンから申し込む場合は翌営業日以降
電話・郵送・店舗から申し込む場合は翌々営業日以降
融資時間 ―(※口座開設を同時に申し込む場合は2週間程度)
担保・連帯保証人 不要(保証会社である株式会社オリエントコーポレーションが審査のうえで保証する)
取引期間 1年(契約成立日から1年後の応当日の属する月の10日)とし、1年ごとに審査のうえ自動更新となる。ただし、銀行が特に認める場合を除き、満70歳以上での更新は行なわない。
返済方法 残高スライド方式

金利が年2.0%~年14.0%

みずほ銀行カードローンの金利は年2.0%~年14.0%です。この範囲から利用限度額によって実際の数値が決まります。

【利用限度額ごとに適用される金利】
利用限度額 金利
10万円~100万円未満 年14.0%
100万円以上~200万円未満 年12.0%
200万円以上~300万円未満 年9.0%
300万円以上~400万円未満 年7.0%
400万円以上~500万円未満 年6.0%
500万円以上~600万円未満 年5.0%
600万円以上~800万円未満 年4.5%
800万円 年2.0%

※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

利用限度額は、審査時に申込者の返済能力に応じて決まります。適用される最も低い金利が適用されるのは、利用限度額が800万円のときのみです。

なお、みずほ銀行カードローンでは、金利を引き下げるサービスを利用可能です。具体的には、みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合、金利が年0.5%引き下げられます。

金利の引き下げを受けたい場合は、住宅ローンを利用している店舗でカードローンの申し込みをする必要があります。

みずほ銀行ATMとイーネットATMなら手数料0円で借入できる

ATMからの借入を希望する場合、基本的には110円~330円(税込)の手数料が発生します。しかし、みずほ銀行ATMまたはイーネットATMなら手数料がかかりません。

イーネットATMとは、ファミリーマートやデイリーヤマザキなどのコンビニや、各スーパーマーケット・ショッピングセンターなどに設置されるATMです。

なお、イーネットATMで借入する際の手数料が0円になるのは月3回までです。取引回数が3回を超えると220円(税込)の手数料が発生します。必要な金額が事前にわかっている場合は、まとめて取引すると手数料がかからずに済むでしょう。

FP監修者プロフィール

人物 内山 貴博氏 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
氏名 内山 貴博
職業 ファイナンシャル・プランナー
保有資格 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
1級FP技能士
経営修士課程修了(MBA)
九州共立大学経済学部非常勤講師

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