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クレジットカードの基礎知識

デビットカードの作り方

現金以外の決済手段を探している人の中には、デビットカードの発行を検討している人もいますよね。その際、「デビットカードの作り方はクレジットカードと同じなのか?」「デビットカードを作る際に注意すべき点はあるのか?」など、気になる点もあるでしょう。

作り方はクレジットカードと同じですが、デビットカードを作るには、カードを発行している銀行の預金口座を開設する必要があります。デビットカードの利用代金は、紐づけられた銀行口座から即座に引き落とされるからです。

申込前にいくつかの点を確認しておけば、デビットカードを作る際に手間取ることはありません。デビットカードを作りたい人は、申込前に知っておくべき情報を確認しておきましょう。

デビットカードを作る前に確認すべきことがある

デビットカードを作るときは、事前に確認しておくべきことがあります。デビットカードの発行を検討している人は、以下の点を調べてから申込手続きをはじめましょう。

【カード申込前に確認しておくべき事柄】

デビットカードの特徴を知っておかなければ、カード発行後に想像していなかった不便を強いられるおそれがあります。また、カード申込に必要なものを事前に知っておけば、デビットカードを最短日数で受け取れる可能性が高くなります。

デビットカードを作りたい人は、確認しておくべき事柄に注意しながら申し込みましょう。

キャッシュカード一体型か分離型かを確認する

デビットカードには、一体型と分離型という2つのタイプがあります。違いを理解した上でデビットカードを発行すればカードを便利に使えるので、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。

【一体型と分離型の違い】

デビットカードの種類 カードの詳細
一体型 キャッシュカードとデビットカードが一体になっているカード
分離型 キャッシュカードとデビットカードが一体になっていないカード

一体型のデビットカードでは、1枚のカードにキャッシュカードとデビットカードの機能が搭載されています。1枚で2つの役目をこなすので、財布の中がかさばりません。

一方、分離型のデビットカードでは、キャッシュカードとは別にデビットカードが発行されます。2つのカードを持ち歩かなければならない点は面倒なものの、紛失したときの被害を最小限に抑えられる利点があります。

なお、どちらのデビットカードを発行しているかは銀行ごとに異なるので、自分でカードのタイプを選ぶことはできません。希望するタイプが決まっている人は、各行がどちらのタイプのデビットカードを発行しているかを確認しておきましょう。

分離型のデビットカードを発行している銀行は少ない

分離型のデビットカードを検討中の人は、選択肢が限られてしまいます。分離型のデビットカードを発行している銀行は、一体型のデビットカードを発行している銀行よりも少ないからです。

【銀行が発行するデビットカードのタイプ】

一体型 分離型
三井住友銀行
りそな銀行
楽天銀行
ジャパンネット銀行
ソニー銀行
住信SBIネット銀行 など
三菱UFJ銀行
みずほ銀行 など

全体的な傾向をみると、分離型を発行している銀行よりも一体型を発行している銀行のほうが多いことがわかります。分離型のデビットカードが欲しい人は、選択肢が限られることを知っておきましょう。

国際ブランドを確認する

デビットカードを作りたい人は、国際ブランドにも注目しましょう。どの国際ブランドを選ぶかにより、デビットカードの利便性に差が出てくるからです。

国際ブランドとは、カード決済が利用できるシステムを提供している会社のことです。国際ブランドが付帯していることにより、クレジットカード同様、デビットカードは日本のみならず、世界各国でも利用できます。

【デビットカードに付帯する国際ブランド】

国際ブランド 特徴 加盟店数(※2)
VISA 世界で最も利用されている国際ブランド(※1)。 5,290万店
Mastercard 世界で2番目に利用されている国際ブランド(※1)。Mastercardのデビットカードは種類が少ない。 5,290万店
JCB 日本発の国際ブランド。取扱銀行数は国内で最も多い。 3,340万店

※1 出典:The Nilson Report「Purchase Transactions on Glabal Cards in 2016
※2 出典:マスターカード公式サイト「世界で最も多くの場所で使えるMastercard

VISA、Mastercardの加盟店数が5,290万店なのに対し、JCBの加盟店数は3,340万店です。加盟店数が多ければ多いほど、利用できる機会が増えるので、デビットカードを作る際はVISAかMastercardが付帯するものを選びましょう。

カード申込に必要なものを確認しておく

デビットカードの申込時には、本人確認書類や印鑑などの提出を求められることがあります。デビットカードを作りたい人は、カード申込に必要なものを事前に用意しておきましょう。

【デビットカード申込時に必要なものの例】

必要なもの 詳細
本人確認書類 運転免許証、パスポート、健康保険証など
印鑑 シャチハタは不可の場合が多い

銀行によっては、本人確認書類と印鑑以外の提出物が必要になることもあります。発行するデビットカードが決まった人は、銀行の公式サイトにアクセスし、必要なものを確認してから申込手続きを進めましょう。

デビットカードは銀行口座を開設すれば作れる

デビットカードを作るには、カードを発行している銀行の預金口座を開設する必要があります。デビットカードを作りたい人は、はじめに銀行口座を開設しましょう。

【デビットカードの作り方】

  1. 銀行口座を開設する
  2. デビットカードの申込手続きをする
  3. デビットカードを受け取る

銀行口座の開設手続きを行えるのは、インターネットか店舗窓口です。店舗窓口は長時間待たされるおそれがあるので、銀行口座を開設する際はインターネットでの申込手続きがおすすめです。

キャッシュカード一体型のデビットカードの場合には、キャッシュカードを発行すれば、デビットカードも同時に発行されます。キャッシュカードとデビットカードの申込手続きを別々にする必要はありません。

キャッシュカードとデビットカードが別々に発行される場合は、口座開設申込手続きの最中にデビットカードを発行するかどうかを尋ねられます。
インターネットから口座開設の申し込みをする場合は「発行する」と回答し、店頭窓口で口座開設をする場合は担当者に「デビットカードを作りたい」と伝えてください。

デビットカードを受け取れるのは、申込手続きが完了してから約1週間後です。本人確認書類を提示しなければ郵便物を受け取れない「本人限定受取」で送られてくることがあるので、日本郵便の公式サイトから本人限定受取郵便の受け取り方を確認しておきましょう。

未成年でもデビットカードの作り方は変わらない

デビットカードの申込資格は満15歳以上と定められていることが多く、未成年者でもデビットカードを申し込めます。親権者の同意書といった追加書類も不要なので、本人の意思があれば、申し込みから1週間程度でデビットカードを発行できます。

なお、未成年者がデビットカードを作るときの手順は、成人がデビットカードを作るときの手順と同じです。手順に変わりはないので、デビットカードを作りたい未成年の人は、銀行口座を開設し、所定の申込手続きを進めましょう。

即日発行できるデビットカードはりそな銀行のみ

すぐにでもデビットカードを発行したい人は、りそな銀行デビットカードを作りましょう。りそな銀行デビットカードは、即日発行に対応しているからです。

りそな銀行では、「カード即時発行サービス」を提供しています。カード即時発行サービスを利用すれば、申込当日中にデビットカードを受け取れます。

ただし、カード即時発行サービスが利用できるのは、りそな銀行の店舗に設置されたカード即時発行機のみです。インターネットから申し込んでもカード即時発行サービスは利用できないので、デビットカードを即日発行したい人はりそな銀行に出向きましょう。