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クレジットスコアとは

クレジットカード申込者の審査をするとき、日本の各金融機関は「クレジットヒストリー(クレヒス)」を元にして、利用者の信用情報を調査します。
しかし、アメリカでは「クレジットスコア」という“信用偏差値”で評価され、金融の世界だけではなく、就職試験や入居審査にも影響を及ぼしているといわれています。

クレジットスコアとは

クレジットスコアとは「信用偏差値」のことです。日本で使用されている「クレジットヒストリー」は、クレジットカード、ローン、保険、キャッシングなどの利用および支払い(返済)履歴を総称した“信用情報”のことです。利用金額を滞りなく返済してきた人のクレヒス評価は上がり、滞納・支払い遅延を繰り返してきた人の評価は下がります。

この信用情報を一定の指標で数値化したものがクレジットスコアです。クレジットスコアはお金を貸したらきちんと返済してくれる人かどうかを「信用偏差値」として表しています。

アメリカでは社会的信用にも影響する重要な指標といわれている

クレジットスコアは、その人が信用できる人なのか、そうではないのかが数値で一目瞭然になるため、アメリカではクレジットカード登録やローン申請のときだけではなく、就職面接や入居・転居審査にも影響することがあるといわれています。

日本ではクレジットカード関連の信用事故が、就職に影響することはありません。なぜなら、信用情報を管理する機関や金融機関は、融資可否の判断以外にクレジットヒストリーを利用しないと明言しているからです。

信用偏差値を表す「FICOスコア」とは

日本の信用情報機関は「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」「株式会社日本信用情報機構(JICC)」「全国銀行個人信用情報センター(JBA・KSC)」の3つがあります。

それぞれでクレジットカード、信販(ローン)、携帯電話、銀行、消費者金融の利用履歴と事故情報を管理しています。それぞれの機関に登録された事故情報は、「CRIN」と呼ばれるネットワークを通じて金融機関に共有される仕組みです。

アメリカの信用情報機関は3つです。

集まった金融機関の利用情報と事故情報を元に、「FICOスコア」という手法でクレジットスコアが算出されます。
FICOスコアとは、300?850点で個人の信用力を格付けしていく手法のことです。

FICOスコアが高ければカードローンやクレジットカードの審査に通りやすくなるどころか、クレジットカードの利用限度額も高く設定され、カードローンの金利が低く、預金金利は高く設定されるということがあります。

逆にスコアが低ければ、利用限度額は少なく、預金金利が低く設定され、カードローンの金利が高くなることがあります。

クレジットスコアの評価基準

300?850点で個人の信用力を格付けするFICOスコアについて、もう少し詳しく解説していきます。

評価基準は以下の通りです。

平均点は680?700点であると言われており、750点以上は「優良顧客」に認定されます。逆に660点以下は「要注意顧客」となります。

ちなみに2007年に発生した「リーマンショック」の原因になった「サブプライムローン」は、この660点以下の顧客に対して、積極的に住宅ローンを提供するもので、その結果として支払いの滞納・遅延・自己破産が多発し、世界的規模を誇った証券会社(リーマン・ブラザーズ)が破綻する事態になりました。

スコアアップのために大切なこと

日本のクレジットヒストリーと同じで、利用金額を滞りなく返済していれば、信用情報に傷がつくことはなく、クレジットスコアが低くなることは少ないようです。

基本的には利用金額をきっちり返済していれば問題ありませんが、何らかの理由でクレジットカードを沢山つくり、消費者金融から借り入れをしている場合は、「何かお金のトラブルを抱えているのでは?」「支払い能力が低いのでは?」と疑われてしまいます。

だからと言って、クレジットカードや金融機関をまったく利用しなければクレジットスコアがつきませんので、スコアアップには「バランス良く借りて、きっちり返済する」を意識しながら利用することが大切になると考えられます。

スコアに関する明確なガイドラインは公開されておりませんので、いくらテクニックを学んで実行しても、スコアがアップするとは限りません。金融機関を誠実に利用し、それを継続することが何よりも大切です。

ここでは、スコアアップのために大切なポイントについて説明します。

利用金額の支払い遅延・延滞をしない

Payment history(支払い履歴、利用履歴)は延滞なく支払いを行えばスコアが上がります。クレジットスコア全体の35%はこの利用履歴によって決まっているといわれています。
延滞がないだけでクレジットスコアを高めに維持することもでき、最も重要な項目と言えます。返済の遅延などが発生してしまうと高いスコアを維持することはできません。

また、クレジットカードを延滞なく1年以上利用していると評価が上がるとも言われています。

クレジットカードの利用額を減らす

Amounts owed(現在借りている額、借入額)は、クレジットカードの利用限度額に対していくら利用しているか(利用額/利用限度額)でスコアが決まり、クレジットスコア全体の30%が借入額で決まるといわれています。

利用限度額のうちいくら使っているかという比率のことを利用比率と言います。
利用額/利用限度額で求めることができ、たとえば100万円利用できるうち60万円を利用していれば利用比率は60%です。

1枚のカードだけを使用すると利用比率が高くなり、クレジットスコアが低くなってしまいます。複数のクレジットカードを持って、支払いが1枚のカードに集中しないよう分散して利用するとクレジットスコアは低くなりにくいようです。

同じカードを長く利用する

Length of credit history(利用履歴の長さ)は、カードを利用している期間が長いほどクレジットスコアが高くなり、クレジットスコアの15%は利用履歴の長さで決まるといわれています。

利用履歴は長ければ長いほどスコアは高くなるので、同じカードを長期間利用するほうが良いようです。
複数のカードを持っている場合は平均年数で計算するので、10年使っているカードと20年使っているカードがあれば平均して15年となり、それが数値化されてスコアに反映されます。

むやみに新しいクレジットカードをつくらない

New credit(新規クレジット)は、新しいクレジットカードを作ったときや、クレジットカードの利用限度額の引き上げを申請すると影響がでるスコアで、クレジットスコア全体の10%に影響します。

新しいクレジットカードや新しい利用限度額を引き上げると、利用者がどのようなカードの使い方をするかわからず、今までよりも借入が高額になるので、クレジットカード会社目線で言うとリスクが高いと判断されやすいようです。

銀行発行のクレジットカードを持つ

Types of credit used(利用しているカードの種類)は、どのようなクレジットカードを持っているかでスコアが決まり、クレジットスコア全体の10%に影響します。

審査が難しい銀行発行のクレジットカードなどを持っているとクレジットスコアが高くなるようです。