クレジットカードを知る

初めて作る人へ

おすすめクレジットカード一覧

クレジットカードの審査に通らない理由(審査に落ちる理由)

クレジットカード審査が通らない人

クレジットカードの審査に通らず、自分がなぜ審査に落ちてしまうのか気になる人は多いと思います。

クレジットカードの審査に通らない理由として考えられる原因は、信用情報に問題があり俗に言う「ブラックリスト入り」していることや、年収や勤務形態などがカード会社の審査基準を満たしていないことなどが考えられます。

このページでは、クレジットカードの審査に通らない理由として考えられる原因を解説していきます。

審査に通らない理由(審査落ちの理由)

クレジットカードの審査に通らない場合に考えられる理由としては、下記の8つが挙げられます。

上記の8つのうちのどれか一つでも当てはまっている場合、クレジットカードの審査に通りにくくなるおそれがあります。
ここから審査に通らない理由をひとつひとつ詳しく解説していきます。

クレジットカードを複数契約しているため

複数のクレジットカードを契約している人が新しいクレジットカードを申し込んだ場合、審査に通過できない場合があります。

カード会社には、返済能力を超えるクレジット利用を防止する「過剰与信防止義務」があります。すでにクレジットカードを複数契約している人から申し込みがあった場合、新しいカードを発行することで返済能力を超えるクレジット利用が可能になるのを防ぐため、カード会社は慎重に審査する可能性があります。

すでに複数のクレジットカードを持っている人は、使わないクレジットカードを解約するといった対策を取りましょう。

信用情報に問題があるため

ブラックリスト

クレジットカードの審査落ちの理由の一つは信用情報に問題があることです。

信用情報とは、クレジットカードやローンに関する客観的な取引事実を記録した個人の情報のことです。信用情報は、CIC(株式会社シー・アイ・シー)、JICC(日本信用情報機構)、KSC(全銀協・全国銀行個人信用情報センター)という3つの個人信用情報機関で保管されます。

【個人信用情報機関で保管される情報の例】

個人信用情報機関 保管される情報の例
CIC クレジットカードやショッピングローン、消費者金融のカードローン、携帯電話端末の分割払いなどに関する情報
JICC 消費者金融のカードローン、クレジットカードやショッピングローンなどに関する情報
KSC 銀行や信用金庫のローン、日本学生支援機構の奨学金などに関する情報

信用情報には個人情報(名前、住所、電話番号、勤務先、配偶者名)も登録されています。カード会社は審査の際、全ての登録情報を調査し、申込者の返済能力を審査します。

クレジットカードやローンの返済の延滞や強制解約などを起こした場合は、信用情報にその情報が記録され、俗に言う「ブラックリスト入り」の状態になります。

信用情報に延滞や強制解約などの記録がある人は返済能力を疑われるおそれがあり、クレジットカードやローンの審査に通過するのが難しくなると考えられます。

信用情報に記録された情報は自身の意思で削除できないため、自動的に消えるのを待つしかありません。個人信用情報機関で情報が保管される期間は以下の通りです。

【信用情報に記録される情報の保管期間の例】

信用情報に記録される情報 保管期間(最長)
CIC JICC KSC
61日以上または3か月以上延滞 5年 5年 5年
強制解約 記載なし 5年 5年
任意整理・特定調停・個人再生 5年 5年 5年
自己破産 5年 5年 10年
代位弁済 5年 5年 5年

自身の信用情報にどのような記録が残っているかを調べるには、個人信用情報機関に「開示請求」をする必要があります。

開示請求には500円~1,000円程度の手数料が必要ですが、開示報告書を入手することで正確な信用情報が確認できます。そのため、クレジットカードの審査に何度も落ちてしまう人は、一度、信用情報を開示してみることを検討しましょう。

信用情報開示報告書の支払状況欄に記録されるAマークやPマーク等の意味など、信用情報開示請求に関する詳しい説明は「個人信用情報機関(CIC,JICC,KSC)に信用情報を開示請求する方法」のページを参照ください。

信用情報に記録される情報の例

信用情報に記録される情報の例を紹介します。

1.期日までに返済せずにその状態が続いた場合
クレジットカードの支払い日や、キャッシングやローンなどの返済日に返済しない状態が続くと、信用情報に延滞の情報が記録される可能性があります。また、携帯電話本体の分割払いの延滞や、日本学生支援機構の奨学金の3か月以上の延滞についても、信用情報に記録が残ります。

2.債務整理を行った場合
自己破産や任意整理など、債務整理をするとその情報が信用情報に記録される場合があります。ただし、過払い金の請求については、信用情報に記録されません。

3.強制解約
会員規約に違反する行為などによりクレジットカードやローンなどの契約を強制的に解除された場合に、その記録が信用情報に残る場合があります。

4.代位弁済
クレジットカードやローンなどの支払いが困難になり、保証会社などに返済を代行してもらった場合に、その記録が信用情報に残る場合があります。

総量規制の対象であるため

クレジットカードに申し込む際、キャッシング枠を希望すると、総量規制の対象となる可能性があります。

総量規制とは、年収の3分の1を超える貸付を禁止する貸金業法上のルールです。クレジットカードのキャッシング枠残高および貸金業者からの借入残高の合計は、総量規制に従って年収の3分の1を超えないよう制限されます。

そのため、キャッシング枠が付帯するクレジットカードをすでに持っている場合や、貸金業者からの借入がある場合は、総量規制に抵触しないよう慎重に審査される可能性があります。

社内ブラックになっているため

社内ブラックになっている人は、クレジットカードの審査に通過することが難しい可能性があります。

社内ブラックとは、カード会社が独自に保有する顧客情報に延滞や規約違反などの履歴が残っている状態を指す俗称です。

カード会社は、与信管理などのために、支払い状況などを含めた顧客の個人情報を収集・利用しています。ただし、情報の保有期間は公開されていない場合があるため、実際に社内ブラックという状態が存在するかどうかは定かではありせん。

なお、仮に社内ブラックという状態が存在する場合、その情報はグループ会社内で共有される可能性があります。

たとえば、楽天カードの会員規約には、楽天グループ株式会社並びにその子会社及び関連会社に対して、契約内容や利用状況を含む会員の個人情報が提供される場合がある旨の記載があります。そのため、楽天カードの利用代金の支払いを延滞した人は、楽天グループの会社内でその情報が共有される可能性があります。

信用情報に履歴が無いため

今まで一度もクレジットカードやローンを使ったことがないという人は、個人信用情報機関に信用情報がありません。この状態は俗に「スーパーホワイト」と呼ばれます。

スーパーホワイトという言葉自体は、公的機関やカード会社で使われている言葉ではないため、スーパーホワイトであること、つまり信用情報に履歴がないことが実際に審査に影響するかどうかは定かではありません。

しかし、クレジットカードの契約に関するルールを定めた「割賦販売法」の規定を考慮すると、信用情報に履歴がない人はクレジットカードの審査に通りにくい可能性があると考えられます。割賦販売法では、カード会社に対して、クレジットカードの契約時に信用情報を確認することが義務付けられているからです。

クレジット会社は、この指定信用情報機関に利用者のクレジット利用に関する信用情報を提供する義務があり、クレジット契約を締結する際には、消費者の他社のクレジット債務の額や支払状況を調査するために、指定信用情報機関が提供する信用情報を利用する義務を負います。

※引用元:政府広報オンライン「消費者の安心・安全を守るクレジット契約の新ルール~改正割賦販売法~

カード会社は審査の過程で必ず信用情報を参照し、申込者にクレジットカードの利用代金を支払う「返済能力」があるかどうかを調査します。つまり、個人信用情報機関に記録がない状態は、カード会社が返済能力の有無を判断するための情報が少ない状態だと言えます。

そのため、信用情報に履歴がない、いわゆる「スーパーホワイト」の人は、クレジットカードの審査に通るために必要な返済能力が認められにくい可能性があると推測されます。

属性情報が審査通過基準を満たしていないため

クレジットカードの審査では、申込者の属性情報をスコアリング(点数化)して評価している可能性があります。スコアリングによる審査が行われている場合、点数が審査通過基準を満たしていなければ審査に通過できません。

属性情報とはカード申込者の年齢や居住年数、収入(年収)などの個人情報です。カード会社によってスコアリングの対象となる項目は異なると考えられますが、評価対象となる項目としては、以下のようなものが想定されます。

【スコアリングの対象として考えられる項目の例】

属性情報を審査する際、カード会社は「3C」と呼ばれる観点から、申込者に返済能力や支払能力があるかを確認していると推測されます。

Capacity(返済力・資力)

Capacityとは、クレジットカード申込者の返済能力・支払能力を判断する基準です。

項目 概要
職業・職種 申込者の職業
年齢 申し込み時点の年齢
勤務先の規模 勤務先の従業員数や上場企業かどうか
勤続年数 同じ会社に勤めている年数
年収 申込者本人の年収
借入額 他社でのキャッシングやカードローンでの借入額

クレジットカードによっては、申込資格として「安定した収入」という条件を定めている場合があります。その場合、収入の安定性がカード会社に認められなければ、審査に落ちる可能性があります。

Character(性格)

Characterとは、クレジットカード利用者が返済日に延滞することなく返済するかを判断する基準です。

Characterは、申込者のクレジットヒストリー(クレヒス)を元に判断されると推測されます。クレジットヒストリー(クレヒス)とは、信用情報に記録されたクレジットカードやローンの利用履歴を指す俗称です。

クレヒスという言葉自体は公的機関やカード会社で利用されている言葉ではありませんが、クレジットカードやローンの利用履歴は信用情報に含まれる情報なので、クレジットカードの審査の際には必ず参照されると言えます。

クレジットカードやローンを利用して、遅滞なく返済している履歴が信用情報に残っていれば、返済能力を認められる可能性が高まると考えられます。

Capital(資産・財産)

Capitalとは、担保になる住居などの不動産を所有しているか、所有している場合はその価値がどれくらいか、という審査基準です。

項目 概要
住居形態 自己名義の持ち家、社宅、賃貸住宅、公営住宅など
居住年数 現在の住所に何年住んでいるか
家族構成 独身の実家住まい(親と同居)、既婚で親と同居、既婚で親と別居、独身で親と別居など

申込資格が厳しいクレジットカードに申し込んでいるため

クレジットカードにはカードごとに申込資格が設定されています。申込資格を満たしていないクレジットカードに申し込んだ場合、審査に通過できない可能性があります。

たとえば、クレジットカードの中には、申込資格に「安定した収入」という条件が付いているカードがあります。「安定した収入」という条件があるカードの場合、「安定した収入」という条件がないカードよりも、審査の際に収入に関する項目が厳しくチェックされる可能性があると考えられます。

そのため、審査に通るか不安な人は、申込条件に収入の条件がないクレジットカードへの申し込みを検討しましょう。

申込書類に間違った情報を記入した

申込書類に間違った情報を記入すると審査に通過しづらくなるおそれがあります。カード会社はクレジットカードの審査の際に、在籍確認や本人確認などの照会作業を行います。
この時に、申込書類に間違った情報を書いたことが判明すると、審査に落ちる原因となる可能性があります。

審査が不安な人は独自の特徴を持つカードを検討する

ここまで紹介してきた「審査に通らない理由」に心当たりがない場合は、クレジットカードの審査に通りにくい特徴を持っているわけではないと言えます。
それでもクレジットカードの審査に通るか不安という人は、次のいずれかのカードへの申し込みを検討してみましょう。

発行見込みを診断できる「アコムACマスターカード」

「アコムACマスターカード」は、クレジットカードの中で唯一、消費者金融が発行するクレジットカードです。国際ブランドとしてMastercardを付帯しているので、コンビニやスーパー、飲食店、ショッピングサイトなど世界中のMastercard加盟店での支払いに使えます。

アコムACマスターカードの公式サイトには「3秒診断」という機能が用意されていて、カードを発行できる見込みがあるかどうかを申し込み前に診断できます。

3秒診断に必要な情報は、「年齢」「年収」「他社借入額」の3つだけです。必要事項を入力して「診断開始」を押した後、「お借入れできる可能性が高いです」と表示されれば、アコムACマスターカードを発行できる可能性があります。

審査に通過できるか不安な人は、まずは3秒診断でカードを発行できる見込みがあるかどうかを確認してみると良いでしょう。

ただし、アコムACマスターカードは支払い方法が自動的にリボ払いになる「リボ払い専用カード」です。一括払いを選択できる他社のクレジットカードとは支払いの面で異なる部分があるので、申し込み前に違いをよく理解するようにしてください。

  • カード発行・年会費永年無料
  • 収入があればアルバイト・パートでもOK
  • カード発行可能か分かる3秒診断あり

インターネットから申込後、全国にある自動契約機「むじんくん」で即日カード受取可能なため、すぐにクレジットカードを利用したい人は便利。

三井住友カードの特殊な1枚「三井住友カードRevoStyle」

三井住友カードRevoStyleは、三井住友カード株式会社が自社単独で発行するクレジットカードの中で唯一、リボ払い利用者向けに作られているカードです。創業55年の歴史を誇る三井住友カード株式会社の中でも、特殊な位置づけのクレジットカードであると言えます。

昨今のキャッシュレス化の広がりに伴いクレジットカードの利用者も増加しており、支払手段の一つであるリボ払いも今まで以上に利用が増えてきております。
そこでリボ払いをご利用いただいているお客様がこれまで以上に「安心・便利」にご利用いただけることをコンセプトに、新たなカードを発行することといたしました。

※引用元:三井住友カード公式サイト「リボ払い専用「三井住友カード RevoStyle(リボスタイル)」発行開始

リボ払いは、月々の支払い額を一定にして支払いの負担を調整できる支払い方法です。そのため、三井住友カードRevoStyleは、自分のペースで利用代金を支払いたい人をターゲットとして発行されていると考えられます。

ただし、三井住友カードRevoStyleはリボ払い専用カードなので、一括払いを利用できる他のクレジットカードとは異なる部分があります。三井住友カードRevoStyleの発行を検討している人は、申し込み前に特徴をよく確認するようにしてください。

  • 年会費永久無料
  • 安心と安全のお買い物保険が付帯
  • 家族カード・ETCカードも年会費無料

三井住友カードが発行しているリボ払い専用カード。お得な入会キャンペーン実施中♪

自身に合うカードを探したい人はカードシミュレーションを利用してみる

弊社では、これまで紹介したクレジットカード以外も含めて、自身に合うクレジットカードを探す助けとなるシミュレーションツールを提供しております。

シミュレーションツールでは、性別、職業、年収、年代、クレジットカードの発行速度、気になるポイントの6つの項目で自身に該当するものを選択すると自身の状況やニーズに合ったカードを探すことができます。

さまざまなクレジットカードの中から自身の状況やニーズに適したカードを選びたい人は、こちらのシミュレーションツールを活用してみてください。

カードシミュレーションを試す

デビットカードやプリペイドカードは審査なしで発行できる場合がある

デビットカードは、カードの利用と同時に銀行口座から現金が引き落とされる、即時払い方式のカードです。一方、プリペイドカードとは、事前にお金を支払ったりチャージしたりすることで商品やサービスの購入に使える、前払い方式のカードです。

デビットカードとプリペイドカードは、カード会社が一時的に支払いを立て替える必要がありません。そのため、一部の券種を除いてクレジットカードのような審査なしで発行できます。

また、クレジットカードと同じようにVisaやJCBといった国際ブランドが付いているデビットカードやプリペイドカードであれば、コンビニやスーパー、飲食店など各国際ブランドの加盟店での支払いに利用できます。

「クレジットカードは審査に通るか不安だけれど、支払い手段として使えるカードは持っておきたい」という人は、審査なしで発行できるデビットカードやプリペイドカードに申し込むのも選択肢の一つでしょう。

ETCパーソナルカードは与信審査なしで発行できる

ETCカードは、クレジットカードの付帯カードとして追加発行することで入手できます。クレジットカードを発行できない場合は、与信審査なしのETCパーソナルカードへの申し込みを検討しましょう。

ただし、ETCパーソナルカードは年会費1,257円(税込)がかかるうえ、利用開始時にデポジット(保証金)が必要です。申込手続きも郵送のみ可能なため、クレジットカード付帯のETCカードより発行に手間と費用がかかる傾向がある点に注意してください。

監修者 伊藤 亮太

人物 ファイナンシャルプランナー伊藤亮太
氏名 伊藤 亮太
職業 ファイナンシャル・プランナー
保有資格 CFP
DCアドバイザー
証券外務員
プロフィール

証券会社にて営業や経営企画部門、社長秘書などの業務に加えて、投資銀行業務にも携わる。
現在は独立系のファイナンシャル・プランナーとして、資産運用と社会保障を主に、相談・執筆・講演を行なっている。これまでの公演先には金融庁・日本証券業協会・大阪取引所・SBI証券・東海労働金庫・スルガ銀行など、金融業界で多数あり。