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ゴールドカードの審査基準と必要年収

ゴールドカードの審査基準と必要年収

昨今ではゴールドカードの申込資格の基準が変わりつつあり、20代前半の方でもゴールドカードに申し込める可能性があります。

ゴールドカードはステータス性があり、一般カードには付帯しないゴールドカードならではの特典も付帯するため、手に入れたいという方も多いのではないでしょうか。

このページでは、ゴールドカードの審査基準と審査に通過するための必要年収、審査を受ける際のポイントを解説します。

ゴールドカードの審査基準

クレジットカードの審査では、申込者が申込書に記入した情報を点数化する「スコアリング」という審査方法が使われる場合があります。
たとえば居住形態であれば、「持ち家」は○点、「賃貸」は○点、「社宅」は○点、といったように自動的に点数化されます。

また、ゴールドカードの審査では申し込み者の年収や収入の安定性が重視される可能性があります。ゴールドカードは一般カードよりも利用限度額の上限が高く設定されている傾向があり、利用限度額は年収を考慮して決定されるからです。

ゴールドカードの必要年収

ゴールドカードの審査に通過するために必要な年収を正確に知ることはできません。クレジットカードの審査基準はどのカード会社も公開していないからです。

ただし、一部のゴールドカードは申込資格に必要年収を定めています。申込資格を満たしていないと審査に通過できない可能性が高いため、ゴールドカードの審査に通過するために必要な年収を推測するうえで参考になるでしょう。

なお、職業や収入に関する条件が申込資格に定められていないゴールドカードであれば、専業主婦も申し込める可能性があります。

以下は、ゴールドカードの申込資格と、審査通過に必要と考えられる年収の例です。

【ゴールドカードの年収基準と申込資格の例】

カード名 年収基準 申込資格(入会の目安) 年会費(税込)
TRUST CLUBエリートカード 200万円以上 22歳以上、年収200万円以上 3,300円
TRUST CLUBゴールドカード 400万円以上 25歳以上、年収400万円以上 13,200円
MUFGカードゴールド 非公開 18歳以上で安定した収入のある方(学生を除く)) 2,095円
オリコカードザポイントプレミアムゴールド 非公開 安定した収入のある20歳以上の方(学生不可) 1,986円
楽天ゴールドカード 非公開 20歳以上 2,200円
dカード GOLD 非公開 安定した収入のある20歳以上の方(学生不可) 11,000円
三井住友カードプライムゴールド 非公開 満20歳以上30歳未満で、ご本人に安定継続収入のある方 5,500円
三井住友カードゴールド 非公開 原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 11,000円
JCBゴールド 非公開 20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方(学生不可) 11,000円
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 非公開 安定した収入のある20歳以上の方 31,900円

上記のゴールドカードの中で20代向けに発行されているのが三井住友カードプライムゴールドです。三井住友カードプライムゴールドは20~29歳の人だけが申し込むことの出来る若者向けゴールドカードです。

三井住友カードプライムゴールドを発行するために必要な年収の基準は公開されていません。ただし、対象とする年齢層がTRUST CLUBゴールドカードやTRUST CLUB エリートカードと近いことを踏まえると、200万~400万円程度の年収が必要とされる可能性があると推測されます。

なお、三井住友カードプライムゴールドは30歳になると三井住友カードゴールドに自動的にランクアップします。そのため、将来的に三井住友カードゴールドが欲しいと考えている方は三井住友カードプライムゴールドへの申し込みを検討しましょう。

また、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(通称アメックスゴールドカード)は、日本で最初に発行されたゴールドカードとして知られています。旅行や食事で使える付帯特典や優待サービスに特徴があるカードです。

申込者の職業・勤務先・勤続年数

申し込み時に申告する職業や勤務先、勤続年数は、収入の安定性や申告された年収の妥当性をだんだんする際に使われている可能性があります。

なお、申込資格に職業の条件がなければ、契約社員、派遣社員、無職、アルバイト、フリーターもゴールドカードに申し込むことは可能ですが、審査に通過できるとは限りません。

申込者の家族構成

申込者の家族構成は、「支払可能見込額」の計算に使われていると推測されます。

支払可能見込額とは、クレジットカードの利用者が1年間の利用代金として無理なく支払える金額の上限のことです。クレジットカードの割賦枠は、支払可能見込額の範囲内で設定するよう割賦販売法にて定められています。

支払可能見込額は、以下の式によって算出されます。

支払可能見込額=(年収-法定の生活維持費-クレジット債務)×90%

上記の計算で使われる「法定の生活維持費」は、同一生計の家族の人数と家賃支払いの有無、地域などを考慮して、東京23区では以下のように定められています。

【居住形態と世帯人数別の生活維持費の例】

居住形態 世帯人数
1人 2人 3人
持家・住宅ローンなし
または
持家なし・賃貸負担なし
90万円 136万円 169万円
持家・住宅ローンあり
または
持家無し・賃貸負担あり
116万円 177万円 209万円

つまり、同一生計の人数が少なく、家賃の負担がないほうが、生活維持費が少ないと判断され、支払可能見込額が高くなると考えられます。

個人信用情報機関に登録される信用情報

借金があると審査で不利になる

個人信用情報機関(CIC、JICC、KSC)とは、クレジットカードやローンの利用履歴などをカード会社や消費者金融などから集めて登録し、提供している機関です。カード会社はゴールドカードの審査で、個人信用情報機関の申込者情報を確認し、カードを発行するか判断します。

ゴールドカードの審査では、個人信用情報機関に登録された信用情報が重視されている可能性があります。

たとえば、アメックスゴールドカードの会員規約には、会員の信用状態が悪化したと認めた場合に会員資格を一時停止または取り消すと定められています。そのため、カード発行時の審査でも、信用情報に問題がある場合はカードの発行を認めないものと推測されます。

遅延や延滞の記録があると審査に通りにくい

信用情報に問題がある状態とは、クレジットカードやローンの返済が遅れたり、債務整理などを行ったりした記録がある状態のことです。こうした情報が記録されている場合、カード会社の審査担当者に返済能力を疑われる可能性があり、審査に通過するのが難しくなると考えられます。

逆に、クレジットカードやローンの良好な利用履歴が残っており、延滞や債務整理などの記録がない人は、クレジットカードの審査において返済能力を認めてもらえる可能性が高まります。

借入額が多い方は審査に通りにくい

個人信用情報機関にはクレジットカードのキャッシング枠を利用した履歴や、消費者金融からの借入額が記録されます。貸金業者からの総借入額が年収の3分の1程度ある人は、貸金業法の総量規制に抵触するおそれがあり、審査に通過するのが難しい可能性があります。

ただし、自動車ローンや住宅ローンは総量規制の対象外です。

カード会社独自の情報

個人信用情報機関の情報に加え、カード会社は、独自に過去の申し込み情報や入会後のカード使用記録、延滞情報などを記録している可能性があります。

過去に遅延・延滞を繰り返したり会員規約に違反したりした人は、その記録がカード会社で記録が残っている場合、ゴールドカードの審査に通過するのが難しくなるおそれがあります。

ゴールドカードの申込資格

ゴールドカードは、カード会社やカードの種類によって年齢や年収などの申込資格(申込条件)異なります。申込資格を満たしていなければ審査に通過することはできないため、申し込む前に必ず申込資格を確認しましょう。

ゴールドカードの審査期間

ゴールドカードの審査期間は、カードによって異なります。

たとえば、三井住友プライムゴールドは最短で申し込みの翌営業日にカードが発行されます。一方、オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールドの場合、カードの発行には最短8営業日かかるとされています。

出来るだけ早くゴールドカードを発行したい人は、希望するカードの発行にかかる期間を申し込み前に確認しておきましょう。

インビテーションが届いても審査はある

一般カードを利用していると、ゴールドカードへのインビテーション(招待状)が届く可能性があります。インビテーションが送られる条件はカード会社によって異なり、「年間利用金額100万円以上」や「カード利用5年以上」というように条件が社内で定められていると考えられます。

ただし、インビテーションが届いたからと言って100%審査通過できるわけではなく、ゴールドカードの申し込みが行われた時点で行われる正式な審査を通過する必要があります。

ゴールドカードの審査を受ける際のポイント

ゴールドカード審査通過のポイント

ゴールドカードの審査を受ける際のポイントを解説します。

20代限定のヤングゴールドカードを検討する

20代の方は20代限定のヤングゴールドカードに申し込むことを検討しましょう。

20代限定で発行できるヤングゴールドカードとしては、三井住友カードプライムゴールドが挙げられます。

三井住友カードプライムゴールドには、最高5,000万円補償の国内・海外旅行傷害保険と空港ラウンジの無料のサービスが付帯しています。三井住友カードプライムゴールドは、三井住友カードゴールドの半額以下の年会費でゴールドカードならではのサービスを利用できるので、20代の方は申し込みを検討してみましょう。

利用限度額が低いゴールドカードに申し込む

利用限度額が低いゴールドカードに申し込むと、必要とされる年収の基準が低くなる可能性があります。

クレジットカードの利用限度額(割賦枠)は、年収から法定の生活維持費とクレジット債務を除いた「支払可能見込額」を超えないように設定されます。そのため、割賦枠の利用限度額が高くなるほど、必要とされる年収の額も高くなります。

そのため、利用限度額が高いゴールドカードほど、年収の基準が厳しくなると推測されます。

ゴールドカードの利用限度額は、入会後、カード会社に増枠申請することで上限を上げられる場合があります。利用限度額が低いゴールドカードに申し込んで、後から利用限度額を上げるのも選択肢の一つです。

クレヒスを積む

クレヒス(クレジットヒストリー)とは、信用情報に記録されたクレジットカードやローンの利用履歴の俗称です。

一般カードを遅延や延滞なく頻繁に利用していると、カード会社から返済能力を認めてもらえる可能性が高まります。

キャッシング枠を設定しない

ゴールドカードに申し込む際にキャッシング枠を希望しなければ、貸金業法の適用対象外になり、貸金業法の観点からの審査が行われません。そのため、審査で見られる項目や審査にかかる時間が少なくなる可能性があります。

年齢・目的別にゴールドカードを紹介

それぞれのゴールドカードの作り方についてはクレジットカードの作り方を参考にして下さい。

MUFGカードゴールド

  • 初年度年会費無料、以後年会費2,095円(税込)
  • 国内・海外旅行傷害保険 最高2,000万円
  • 空港ラウンジ無料利用可能
  • 使えば使うほどポイント還元率アップ!
  • 最短翌営業日に発行可能
  • 三菱UFJ銀行ATM手数料無料

初めてゴールドカードを持つ人でも申し込み可能。ネット申し込みで最大10,000円分のポイントプレゼント中!

MUFGカードゴールドの発行会社は、三菱UFJフィナンシャルグループの主要子会社「三菱UFJニコス」です。

MUFGカードゴールドは年会費2,095円(税込)、初年度年会費無料で所持できるゴールドカードで、それぞれ最高2,000万円補償の国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険が付帯しています。

MUFGカードゴールドは学生を除く18歳以上で安定した収入のある人であれば、申し込みが可能です。

MUFGカードゴールドがあれば、国際線の利用時に日本の主要空港ラウンジを無料で利用することができます。空港ラウンジで出発までの時間をゆっくり過ごすことができる、ゴールドカードならではの特典ですね。

20代限定の三井住友カードプライムゴールド

海外旅行傷害保険最高5,000万円補償
20代限定カード
空港ラウンジ無料利用可能

三井住友カードプライムゴールドは20代限定ゴールドカードで、三井住友カードゴールドと共通の特典も持つカードですが、年会費は半額の5,500円(税込)で利用できます。

三井住友カードプライムゴールドの申込資格は「満20歳以上30歳未満で、ご本人に安定継続収入のある方」です。

20代限定ゴールドカードですが、30歳以降最初のカード更新時に自動的に三井住友カードゴールドに切り替わるので、将来的に三井住友カードゴールドを持ちたい人にもおすすめです。

30歳以上が申し込める三井住友カードゴールド

  • 海外旅行傷害保険最高5,000万円補償
  • 空港ラウンジ無料利用可能 ※条件があります
  • 24時間体制で不正利用をモニタリング

年会費11,000円(税込)で国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険が最高5,000万円補償される三井住友のゴールドカード。インターネット申し込みで初年度年会費無料の入会キャンペーン中!

三井住友カードゴールドの申込資格は「原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」です。

三井住友カードゴールドは海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が最高5,000万円補償、全国28箇所の空港ラウンジを無料利用できるゴールドカードです。

通常年会費は11,000円(税込)ですが、「WEB明細書コース」や「マイ・ペイすリボコース」を設定の上、「年6回以上の請求」と「年1回以上のリボ払い手数料の支払い」の2つの条件を満たすことで、年会費を4,400円(税込)まで抑えられます。

ゴールドカードとしてのステータス性があるだけでなく、発行元の三井住友カード株式会社による不正利用の防止や補償といったセキュリティ面での様々なサポートも受けられます。

アメックスゴールドカード


1名分のコース料理代金が無料

VIP空港ラウンジサービスが無料で利用可能
ポイントを航空マイルへ移行可能

入会特典あり

アメックスゴールドカードは年会費31,900円(税込)で利用できるゴールドカードです。アメックスゴールドカードの魅力は 2名以上で特定のコース料理を予約すると、1名分の利用代金が無料になる「招待日和」が無料で使えることです。招待日和は全国200か所以上のレストランで利用可能なので、友達や恋人とのディナーにも活用できるでしょう。

また、アメックスゴールドカードには手荷物無料宅配サービスや都内からタクシーで空港まで送迎してくれるエアポート送迎サービスなどの旅行サービスも付帯しています。

オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールド

  • ゴールドカードとしては格安の年会費
  • ポイント還元率最大17%
  • 最大2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯

オリコモールを経由してのネットショッピングで常に2.5%以上のポイント還元や、電子マネーで支払いをすると0.5%のポイント加算など、最強レベルのポイント還元率カード。

オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールドの申込資格は「原則として年齢20歳以上 安定した収入がある方」です。

オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールドの申込フォームの職業欄では派遣社員やパート・アルバイト、「主婦で収入なく配偶者に収入がある」という選択肢も選べます。そのため、申込資格を満たしていれば、派遣社員やパート・アルバイトの人、配偶者に収入がある専業主婦でも申し込みが可能です。

オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールドの通常ポイント還元率は1%、入会から6か月間は還元率2倍なので2%です。また、会員専用サイト「オリコモール」を経由して買い物をすることで1%分のポイントが特別加算されます。

国内の空港ラウンジを利用できる楽天ゴールドカード

  • 年会費2,200円(税込)のゴールドカード
  • 国内の空港ラウンジを無料利用可能
  • 楽天グループでポイント最大7倍

年会費2,200円(税込)で国内28ヵ所の空港ラウンジを無料利用できるゴールドカード。通常の楽天カードよりもポイントが多く貯まるので楽天市場利用者におすすめ。

楽天ゴールドカードは国内約30空港のラウンジを年間2回まで無料で利用できるゴールドカードです。申し込みの対象年齢は20歳以上とされています。

楽天ゴールドカードの通常ポイント還元率は1%で、楽天市場でのカード利用では還元率が2倍になるため、楽天市場を利用して買い物をすれば2%分のポイントを貯められます。ただし、通常の楽天カードでも楽天市場の還元率は2%になるため、国内の空港ラウンジを無料利用したいという目的がなければ年会費無料で作れる楽天カードの発行も検討しましょう。

監修者 伊藤 亮太

人物 ファイナンシャルプランナー伊藤亮太
氏名 伊藤 亮太
職業 ファイナンシャル・プランナー
保有資格 CFP
DCアドバイザー
証券外務員
プロフィール

証券会社にて営業や経営企画部門、社長秘書などの業務に加えて、投資銀行業務にも携わる。
現在は独立系のファイナンシャル・プランナーとして、資産運用と社会保障を主に、相談・執筆・講演を行なっている。これまでの公演先には金融庁・日本証券業協会・大阪取引所・SBI証券・東海労働金庫・スルガ銀行など、金融業界で多数あり。