PR 更新日 : 2024.12.04
ポイント高還元率カード 還元率が1%以上の券種
株式会社ジェーシービーの調査によると、クレジットカードを選ぶ理由として挙げられるのは「ポイントやマイルが貯まりやすいから」と「入会金・年会費が他社と比較して安いから」です。
最もよくカードを使う理由にポイントやマイルの貯まりやすさを挙げている人は50%近くいることを考えると、ポイント還元率の高いカードを求めている人が多いことがわかります。
そこで、カードを選ぶうえでの理由となるポイント還元率について解説していきます。
ポイント還元率とは
ポイント還元率とは、カードの利用金額に対して、何円相当のポイントが帰ってくるのかを示した指標です。
例えば、ポイント還元率1.0%のカードで1,000円(税込)の商品を購入すると、10ポイントが付与され、付与されたポイントは10円相当として利用できます。
「カードの平均的なポイント還元率は0.5%」と言われ、「ポイント還元率1.0%以上のカードは高還元率」と言われる傾向があります。そして、ポイント還元率が高ければ高いほど、カード利用額が大きくなるにつれ、獲得できるポイント数に差が出ます。
年間利用金額(税込) | 還元率0.5% | 還元率1.0% |
---|---|---|
100万円 | 5,000円相当のポイント | 10,000円相当のポイント |
200万円 | 10,000円相当のポイント | 20,000円相当のポイント |
300万円 | 15,000円相当のポイント | 30,000円相当のポイント |
高還元率を特長とするカードでは、カード会社が提携しているサービスを利用して買い物することにより、獲得できるポイント数がアップする場合があります。
カードを選ぶ際にポイント還元率を重視する人は、そうした提携サービスの利用頻度から考える方法もあるでしょう。
ポイント還元率とポイント付与率の違い
ポイント還元率とポイント付与率では、その意味合いが異なります。
ポイント付与率とは、どれくらいの利用金額を使用すれば、ポイントが付与されるかを示したものです。
例えば、ポイント還元率1.0%のカードを持っており、そのカードを利用し1,000円(税込)の買い物をしたとします。この場合、1,000の1.0%にあたる10ポイントが付与され、その10ポイントを10円相当で利用できます。
一方、ポイント付与率1.0%のカードの場合には、1,000円(税込)の利用額に対し10ポイントが付与される点は同じですが、このポイントを10円相当として利用できるかどうかはカード会社やサービス、商品ごとに異なります。
■1000円(税込)の買い物をした時のポイント還元率とポイント付与率の違い
・還元率1.0%→1000×0.01=10ポイント→10円相当で利用可能 ・付与率1.0%→1000×0.01=10ポイント→10円相当で利用できない可能性あり |
ポイント付与率の場合には、付与されるポイント数を示したものになっているため、そのポイントが何円相当として使えるかは分かりません。
また、実際のポイント還元率やポイント付与率はカード会社ごとに異なります。
ポイント還元率からカードを選ぶ際の注意点
カードを選ぶ際、ポイント還元率の高さのみを基準にしてしまうと、「支払金額の割にポイントが貯まらない」「ポイントと交換したい商品がない」といった問題が起こる可能性があります。
そのため、ここでは、ポイント還元率からカードを選ぶ際の注意点をいくつか挙げてみました。
何の支払いをするとポイントが貯まりやすいか
カードを選ぶ際には、ポイント還元率の高さだけではなく、「何の支払いをするとポイントが貯まりやすいのか?」もあわせて確認しておきましょう。
ポイント還元率は、利用する支払先により上下する場合があります。
どんな商品と交換できるか
ポイント還元率が高いカードを選択したとしても、交換したい商品やサービス・特典があるとは限りません。そのため、気になっているカードがある人は、事前にどんな商品やサービス・特典と交換できるかを確認しておきましょう。
獲得したポイントの有効期限にも注意する
カードを選ぶ際、ポイント還元率を重視するのであれば、獲得したポイントの有効期限にも着目しましょう。ポイントの有効期限はカード会社ごとに異なりますが、ポイントを貯められるカードの場合、その有効期限は「なし」「実質なし」「あり」「あり(条件付き延長)」の3種類がそれぞれのカードに設定されている傾向があります。
有効期限「なし」
有効期限「なし」の場合には、ポイント獲得から交換までの期限が設定されていません。ポイントが失効しないことから「永久不滅ポイント」と呼ばれることもあります。
有効期限「実質なし」
有効期限「実質なし」の場合には、条件付きで有効期限を無制限に延長できます。カードにもよりますが、有効期限はポイント付与日から1年以内で、有効期限内に1度でもカードを利用すれば、獲得していたポイントの有効期限がリセットされる傾向があります。
有効期限「あり」
有効期限「あり」の場合には、1年や2年などのポイント有効期限が設定されています。有効期限内のカード利用による期間延長ができないため、有効期限内に使用しなければ、ポイントが失効してしまいます。
有効期限「あり(条件付き延長)」
有効期限「あり(条件付き延長)」の場合には、条件付きで有効期限を延長できます。有効期限「実質なし」と似ていますが、無制限の延長にはならない点に違いがあります。
有効期限が延長される条件としては、ショッピングでポイントを獲得するたびに自動的に期限が延長されるケースや、利用者自身で延長手続きを行うことで期限が延びるケースなどがあります。
ポイントの有効期限を確認する方法
有効期限が過ぎてしまえば、ポイントは失効してしまうため、定期的にお手持ちのカードのポイントの有効期限を確認しておきましょう。
ポイントの有効期限は、各カード会社の会員専用WEBサービスや会員専用アプリで確認ができます。
ポイント還元率1.0%以上の高還元率カードを紹介
ポイントを重視している人は、まずはポイント還元率1.0%以上のカードを確認してみましょう。
ポイント還元率が最大10.5%のJCBカード W
JCBカード Wは18歳から39歳までが申し込めるカードで、ポイントの還元率は1.0%~10.5%※です。Amazonや人気コーヒー店、メルカリなどの優待店舗でJCBカードWを利用すると、通常のポイント還元に加えてボーナスポイントも獲得できます。
※最大還元率になるのはJCB PREMOに交換した場合です。
【おすすめポイント】- ポイント還元率1.0%~10.5%※
- Amazonや人気コーヒー店などパートナー店での利用でポイントアップ
- 券面へのカード番号記載有無を選べる ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合です
カード請求の自動1%OFFとポイント還元があるP-one Wizカード
P-one Wiz(ピーワンウィズ)カードでは、「ポケット・ポイント」というポイントがカードの利用額1,000円(税込)につき1ポイント貯まります。1ポケット・ポイントは、Tポイント5ポイントに交換可能です。
P-one Wizカードでは、携帯電話の支払いやスーパーでの買い物などの支払いに利用すると、利用合計額から自動的に1%オフとなります。
ただし、「生損保等の各種保険料」「ETCカードのご利用分」「年会費」といった支払いは1%OFF特典の対象外です。P-one Wizカードが気になっている人は、ポケットカード株式会社「P-oneカード・ポケットカードのご請求時1%OFFの対象外の利用について教えて下さい」を確認しておきましょう。
【おすすめポイント】
- 初回支払分の手数料が無料のショッピングリボ払い専用カード
- ショッピング利用額1,000円(税込)ごとにポケット・ポイントが貯まる
- ショッピング請求額が自動で1%OFF
ポイント還元率は常に1.0%以上のOrico Card THE POINT
Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)は、信販会社大手のオリエントコーポレーション(通称:オリコ)が発行するカードです。Orico Card THE POINTでは、カード利用額100円(税込)につき1オリコポイントが貯まります。
また、オリコが運営する「オリコモール」を経由してネットショッピングを行うと、0.5%のポイントが特別加算され、ポイント還元率がアップする可能性があります。
ただし、オリコモールを経由しての特別加算は、一部対象外のショップがあります。Orico Card THE POINTが気になる人は、事前にオリコモールの公式サイトから特別加算の対象となるショップを確認しておきましょう。
【おすすめポイント】
- ポイント還元率は常時1.0%以上で、100円で1オリコポイントがたまる
- 入会後6か月間はポイント還元率が2.0%にアップ
- オリコモールの利用でさらに0.5%のオリコポイントを特別加算
楽天市場などの利用によりポイント還元率がアップする楽天カード
楽天カードは、楽天カード株式会社が発行するカードです。楽天カードでは、カード利用額100円(税込)につき1ポイントが貯まるため、ポイント還元率は1.0%です。
なお、「楽天市場」「楽天トラベル」「楽天カードの優待」を利用することにより、さらにポイント還元率がアップする可能性があります。
ただし、「楽天PointClubの会員ランクに応じて月間獲得ポイントに上限がある」「特典進呈には上限や条件、対象外となる決済方法がある」といった注意点があります。
楽天カードが気になる人は、「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」と「楽天カードの優待」を確認しておきましょう。
【おすすめポイント】
- ポイント還元率1%でポイントが貯まりやすい
- 楽天のサービス利用でポイントアップ
- 国際ブランドの異なる2枚目の発行も可能
誕生日月にポイントが3倍になるライフカード
Life CARD(ライフカード)は、ライフカード株式会社が発行するカードです。ライフカードでは、1,000円(税込)につき1ポイント貯まります。
ただし、ライフカードでは「ステージ制プログラム」を導入しており、ステージが上がれば上がるほど、ポイント還元率が上がる可能性があります。また、誕生月のカード利用であれば、基本ポイントが3倍になる特典もあります。
注意点としては、「ステージ制プログラムのステージを上げるには年間利用額の条件がある」「電子マネーのチャージやライフカード販売のJCBギフトカード購入分、年会費や各種手数料などの支払いはポイント付与の対象外」「誕生月の基本ポイント3倍はステージポイントや新規入会キャンペーンポイントとの重複付与はない」といった点です。
利用条件や例外条件があるため、ライフカードが気になる人は、ライフカード公式ページのおトクにポイントを貯めるで条件を確認しておきましょう。
【おすすめポイント】
- ステージ制プログラムでステージが上がるほどポイント還元率アップ
- 誕生月のカード利用はポイント3倍
- 最短2営業日発行が可能
海外での支払いでポイントアップするセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、株式会社クレディセゾンが発行するカードです。国内でのカード利用の場合には、永久不滅ポイントが1,000円(税込)につき1ポイント貯まりますが、海外でのカード利用の場合には、ポイントが2倍になります。
また、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの利用に貯める永久不滅ポイントには、有効期限がありません。さらに、QUICPay(クイックペイ)加盟店を利用した際、「Apple Pay」「Google Pay」「セゾンQUICPay」のいずれかを使用し買い物した場合には、カード利用合計金額(税込)の2%相当(永久不滅ポイント4倍)が還元されます。
注意点としては、「(国内・海外ともに)ポイント付与対象外となる支払いがある」という点です。また、QUICPayご利用分2%相当還元(永久不滅ポイント4倍)は、QUICPay加盟店での年間利用合計金額が30万円以上となる引落月までです。年間利用合計金額の積算期間は、毎年12月引落分から11月引落分までの1年間となります。
「実際の利用日と付与月が異なる場合がある」「SAISON MILE CLUBに登録の場合は対象外」「Apple Pay(QUICPay加盟店)での1回あたりのご利用上限金額は店舗により異なる」「Google PayおよびセゾンQUICPayでの1回あたりの利用上限金額は20,000円(税込)まで」という点にも注意が必要です。
利用条件や例外条件があるため、気になっている人は、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの公式サイトから「3%相当還元」と「永久不滅ポイント」の項目を確認しておきましょう。
【おすすめポイント】
- 最短5分でアプリ上でのカード発行が可能
- QUICPayの利用で最大2%還元
- 前年に1円以上のカード利用があれば翌年度も年会費無料