更新日 : 2023.01.13

学生におすすめのクレジットカード

学生向けアイキャッチ
「クレジットカードを発行したいけど、どうやって選べばいいのかわからない」「そもそも、学生はクレジットカードを発行できるのか?」と思っている学生は多いのではないでしょうか。

学生でもクレジットカードを発行することは可能です。ただし、20歳未満の申込者の場合は親権者の同意がないと発行できないことがあるので注意しましょう。
日本には約1,250種類以上のクレジットカードがあると言われていますが、それぞれ特徴が異なるので、まずは「クレジットカードを持って何をしたいのか」を明確にしてから券種を具体的に検討し始めるようにしましょう。

学生もクレジットカードを発行できる可能性がある

日本クレジット協会が実施した「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート」によれば、回答者の61.1%はクレジットカードを保有しており、カード保有者の約8割は自分名義のクレジットカードを保有していることがわかります。
これだけ多くの大学生がクレジットカードを保有しているという事実があるので、学生でもクレジットカードを保有することができるのは確実と言えるでしょう。

実際、複数のクレジットカードの申込フォームを確認したところ、職業欄に「学生」という項目があることを確認できました。
中には「大学院生」「短大生」「専門学生」などの項目を作っているところもあったので、大学生以外の学生もクレジットカードを発行できる可能性があると考えられます。

ただし、高校生は原則としてクレジットカードを発行できません。

20歳未満の申込者は親権者の同意が必要になる場合がある

18歳や19歳など、20歳未満の場合は親権者の同意が必要になることがあります。この場合、親権者が同意しなければカードは発行できません。また、親権者の同意を必要としているカード会社では、親権者の同意が確認できなければ申込手続きを前に進めないので、親権者に内緒でクレジットカードを作ることもできません。

同意確認の方法は電話もしくは同意書へのサインのどちらかとなっており、カード会社によって異なります。
同意確認を電話で行うカード会社の場合、親権者とカード会社の担当者が直接話し合う形になるので、親権者が電話に出ない限り申込手続きはストップしてしまいます。

申込手続きをスムーズに進めたい人は、クレジットカードを作ることについて事前に親権者から許可をもらっておきましょう。また、電話への対応や同意書へのサインが必要になることもあわせて伝えておきましょう。
電話がかかってくる場合は、親権者が家にいる時間をカード会社の担当者に伝え、その時間内に連絡をもらえるよう頼んでみてください。

学生がクレジットカードを保有するメリット

クレジットカードには、現金払いにはない以下のようなメリットがあります。

【クレジットカードを保有するメリット】

  • ポイントが貯まる
  • 支出を可視化できる
  • さまざまな施設で優待を利用できる可能性がある

クレジットカードを利用して貯めたポイントは、商品券や航空会社のマイルなどと交換できます。
カードによってはレストランや遊園地、映画館などで使える優待特典が付帯している場合があるので、友達と遊びに行くときなどに役立つ可能性があるのもメリットと言えるかもしれません。

また、クレジットカードは利用代金がすべて記録されます。利用代金の記録はパソコンやスマホで確認できるので、何にいくら使ったのかを把握しやすくなるかもしれません。

学生がクレジットカードを持つメリットについて、さらに詳しく見ていきましょう。

ポイントが貯まる

ほとんどの場合、クレジットカードを利用して買い物をすると買物金額に応じてポイントを獲得できます。
獲得したポイントの利用用途はカードによって異なりますが、カードの利用代金に充当できたり、商品券や他社ポイント、航空会社のマイルなどと交換できたりします。

たとえば、クレジットカードのポイントをマイルに交換すると、そのマイルを使って特典航空券を獲得できるので旅行や帰省の際の交通費をおさえられます。

スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど生活に密着したお店で利用しやすいポイントが貯まるカードであれば、毎月発生する出費を抑えるのに役立つでしょう。

普段の生活にかかるお金を抑えてもっと遊びや勉強などに使えるお金を増やしたいと考えているのであれば、クレジットカードは味方になってくれるかもしれませんね。

支出を可視化できる

クレジットカードを利用すると利用明細が記録されます。利用明細は会員向けのマイページやスマホアプリでいつでも確認できるだけでなく、カードを利用するたびに自動的に記録されていくので、生活に必要な出費をすべてカード払いにすれば、支出を可視化することができます。

毎月の生活費を可視化することができれば、節約可能な出費や無駄遣いに気付きやすくなる可能性があります。
「そんなにお金を使っていないのにいつも金欠」と思っている人は、クレジットカードの利用を検討してみてはどうでしょうか。

さまざまな施設で優待を利用できる可能性がある

クレジットカードの中には、映画館やカラオケ、アミューズメントパークなどで使える優待特典が付帯しているもがあります。

優待特典の付帯するクレジットカードを持っていれば、友達と遊びに行くときなどに役立つ可能性があります。
せっかくクレジットカードを作るのであれば、優待特典が付帯するカードを選ぶのもひとつの考えと言えるでしょう。

学生がクレジットカードを保有するデメリット

クレジットカードを保有することにはメリットがありますが、使い方には気を付ける必要があります。クレジットカードの使い方を誤った場合は、以下のようなデメリットが生じるおそれがあるので注意しましょう。

【クレジットカードを保有するデメリット】

  • 使いすぎる危険性がある
  • 一括払い以外を利用すると手数料の支払いに追われる危険性がある

クレジットカードを保有するデメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。

使いすぎる危険性がある

クレジットカードを持っていると、手元に現金がなくても買い物ができてしまいます。そのため、あとで返済できる見込みがないにもかかわらずカードを使ってしまう危険性があります。
返済できる見込みがないのにカードを使ってしまえば、利用代金を返済できずに困ってしまうでしょう。

クレジットカードを使うときは、自分が返済できる範囲内に収めることを忘れないようにしましょう。

利用代金を返済できなくなると信用情報に記録される

クレジットカードを使いすぎて利用代金を返済できなくなると、影響が長期にわたって及ぶおそれがあります。

クレジットカードの利用状況は「信用情報」と呼ばれる情報に記録されており、クレジットカードを作成するときは必ずこの情報が参照されると言われています。
クレジットカードと信用情報の関係性については、信用情報を管理している企業である株式会社シー・アイ・シーでも説明されています。

一括払い以外を利用すると手数料の支払いに追われる危険性がある

クレジットカードには利用代金の支払方法が複数用意されています。一見すると便利なように思いますが、一括払い(ボーナス一括払いを含む)と2回分割払い以外は利用残高に応じて手数料が発生するので注意が必要です。

【クレジットカードで選択できる支払方法】
支払方法 概要 手数料の有無
一括払い 利用代金を翌月の支払日に全額支払う返済方法。手数料は発生しない。
ボーナス一括払い 利用代金をボーナスが支給される時期(1月と8月など)に
一括払いする返済方法。返済月に全額返済できれば問題ないので、ボーナスをもらっていない学生でも利用可能。
分割払い(2回払い) 利用代金を翌月と翌々月にかけて全額返済する方法。最近は利用できるカードが少なくなっている。
分割払い(3回払い以上) 利用代金を2か月以上にわけて返済する方法。
リボ払い 事前に設定した金額を毎月支払い続ける方法。設定金額に
よっては完済するまでに時間がかかる(参考サイト)。

一括払いで購入した商品は、後から3回払い以上の分割払いやリボ払いに変更することができます。
クレジットカードを発行するとカード会社から分割払いやリボ払いを促すメールがよく届くようになるので、お金がないときはこれらの支払方法を使いたくなってしまうかもしれません。

しかし、3回払い以上の分割払いやリボ払いは元金の支払いに加えて手数料の支払いも必要になるので、支払総額は一括払いよりも増えることが多くなります。また、一度使ってしまうとクセになってしまう可能性もあるでしょう。

支払方法を変更することが悪いというわけではないですが、無計画に使いすぎると後から支払いが難しくなって困る危険性があることは頭に入れておく必要があります。
支払方法の変更を検討するときは、各カード会社が用意している「支払いシミュレーション」などを利用して、返済計画をしっかりと立てるようにしましょう。

学生も申し込めるおすすめのクレジットカードを用途別に紹介

ここからは、学生におすすめのクレジットカードを紹介します。日本クレジット協会が実施した「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート」を見ると、大学生の場合はクレジットカードを「ネットショップでの買い物に使いたい」「ポイントや割引制度を利用したい」「海外旅行のときに使いたい」というニーズがある様子がうかがえます。

そのため、この記事では「ネットショッピングにおすすめ」「身近なお店でポイントを貯めやすい」「海外で使いたい人におすすめ」のいずれかに当てはまるカードを紹介します。

JCB CARD W(JCBカードW)

【おすすめポイント】

  • 最短5分でアプリ上にカード番号が発行される
  • ポイント還元率がいつでもJCB一般カードの2倍
  • パートナー店で利用すればポイントが最大21倍
【基本情報】
年会費 無料
申込条件 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。 一部、お申し込みになれない学校があります。 ※40歳以降も年会費無料のまま継続できます。
発行スピード 最短3営業日
通常のポイント還元率 1.0%
ポイント種類 Oki Dokiポイント
国際ブランド JCB
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、Google Pay
付帯保険 海外旅行傷害保険(利用付帯)
追加カード ・ETCカード
・家族カード
締め日・支払日 締め日:毎月15日
支払い日:翌月10日

三井住友カード(NL)

【おすすめポイント】

  • 最短5分でアプリ上にカード番号が発行される
  • サブスクや携帯電話などの支払いで学生ポイントが追加でたまる
  • 対象のコンビニや飲食店での利用で最大5.0%のポイントが還元
【基本情報】
年会費 無料
申込条件 満18歳以上の方(高校生は除く)
※20歳未満の方は保護者の同意が必要です。
発行スピード 最短3営業日
通常のポイント還元率 0.5%
ポイント種類 Vポイント
国際ブランド VISA、Mastercard
電子マネー・スマホ決済 三井住友カードiD、Apple Pay、Google Pay、三井住友カードWAON、PiTaPaカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険(利用付帯)
・国内旅行傷害保険(利用付帯)
追加カード ・ETCカード
・家族カード
締め日・支払日 締め日:15日または月末
支払日:10日または26日

楽天カード アカデミー

【おすすめポイント】

  • ショッピングやエンタメで利用できる楽天学割が付帯されている
  • Rakutenブックスでの利用でポイントが4倍
  • Rakuten Travelから高速バスの予約で料金を支払うとポイントが3倍
【基本情報】
年会費 無料
申込条件 満18歳以上28歳以下の学生(高校生を除く)
発行スピード 最短3営業日
通常のポイント還元率 1.0%
ポイント種類 楽天ポイント
国際ブランド VISA、JCB
電子マネー・スマホ決済 楽天Edy
付帯保険 海外旅行傷害保険(利用付帯)
追加カード ETCカード
締め日・支払日 締め日:月末
支払日:27日

リクルートカード

【おすすめポイント】

  • 通常のポイント還元率が1.2%
  • じゃらんnetやホットペッパービューティーなどでの利用でポイントがさらに増える
  • たまったポイントはPontaやdポイントに交換できる
【基本情報】
年会費 無料
申込条件 18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。
発行スピード 最短5営業日
通常のポイント還元率 1.2%
ポイント種類 リクルートポイント
国際ブランド VISA、JCB、Mastercard
電子マネー・スマホ決済 nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA
付帯保険 ・海外旅行傷害保険(利用付帯)
・国内旅行傷害保険(利用付帯)
追加カード ・ETCカード
・家族カード
締め日・支払日 締め日:15日
支払日:10日

エポスカード

【おすすめポイント】

  • 最短で申込当日にカードを受け取れる
  • ネットショッピングでの利用でポイントが最大30倍
  • カラオケや居酒屋、カフェなどで優待を受けられる
【基本情報】
年会費 無料
申込条件 満18歳以上のかた(高校生を除く)で日本国内に居住されているかた
発行スピード 最短即日
通常のポイント還元率 0.5%
ポイント種類 エポスポイント
国際ブランド VISA
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、Google Pay、EPOS PAY、楽天Edy、PayPay、d払い、モバイルSuica
付帯保険 海外旅行傷害保険(自動付帯)
追加カード ・ETCカード
締め日・支払日 締め日が28日であれば支払日は翌月27日
締め日が5日であれば支払日は翌月4日

学生専用ライフカード

【おすすめポイント】

  • 誕生日月はポイントが3倍
  • 海外でのショッピング利用総額の3%がキャッシュバックされる
  • 会員制ショッピングモールサイト「L-Mall」での利用でポイントが最大25倍
【基本情報】
年会費 無料
申込条件 高校生を除く満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の方
発行スピード 最短2営業日
通常のポイント還元率 0.5%
ポイント種類 LIFEサンクスポイント
国際ブランド VISA、JCB、Mastercard
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、Google Pay
付帯保険 海外旅行傷害保険(自動付帯)
追加カード ETCカード
締め日・支払日 締め日:5日
支払日:27日または4日

学生のクレジットカードに関するQ&A

学生のクレジットカードに関するQ&Aをまとめました。

クレジットカードの作り方が知りたい

クレジットカードを作るには、カード会社の公式サイトなどから申込手続きを行う必要があります。申込フォームの必要事項を埋めてカード会社に送ると、カード発行可否を決める審査が行われます。審査結果は申込フォームを提出してから1~2週間以内に届くことが多いので、落ち着いて結果を待ちましょう。
審査結果が出るとカード会社から連絡が来ます。その後、クレジットカードがカード会社に申告した住所宛に送られてきます。

なお、学生がクレジットカードに申し込む際、アルバイトしているかを気にする必要はありません。そのため、年収の欄には「0」と書いても問題ありませんが、アルバイト収入がある場合は書いておくのがいいかもしれませんね。

クレジットカードの作り方についてさらに詳しい情報を知りたい人は「クレジットカードの作り方を学生や無職の場合も含めて説明」の記事を参考にしてください。

学生はクレジットカードの審査に通りやすいのか?

インターネット上にある記事を読むと「学生はクレジットカードの審査に通過しやすい」とい書かれていることがあります。
しかし、学生がクレジットカードの審査に通過しやすいのかどうかはわかりません。カード会社の中に、クレジットカードの審査基準を公表しているところはひとつとして存在しないからです。

学生の人は、インターネット上の不確かな情報に惑わされるのではなく、出所の確かな情報だけを信じるようにしましょう。

学生のクレジットカードの利用限度額は低いのか?

学生向けカードの利用限度額は最高30万円までの範囲で設定されるのが一般的です。

割賦販売法では、利用限度額が30万円以下のクレジットカードは審査を簡略化できることになっています。学生向けのクレジットカードの利用限度額が30万円以下に設定されているのはそのためだと考えられます。

FP監修者プロフィール

人物 伊藤 亮太氏 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
氏名 伊藤 亮太
職業 ファイナンシャル・プランナー
保有資格 CFP
DCアドバイザー
証券外務員

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