更新日 : 2023.01.10

おすすめの法人カード10選!法人用クレジットカードの選び方

国内で発行されている100種類以上の法人カードの中から、おすすめの10枚をピックアップして紹介します。実際に法人カードを発行した人が決め手にしたポイントについてもまとめたので、参考にしてください。

法人カードとは?

法人カードとは、企業や個人事業主を対象としたクレジットカードのことです。法人カードには「ビジネスカード」と「コーポレートカード」の2種類があり、発行対象に違いがあります。

【ビジネスカードとコーポレートカードの違い】
ビジネスカード 中小企業や個人事業主を対象とした法人カード
コーポレートカード 大企業を対象とした法人カード

企業の規模によって発行できる法人カードの種類は異なります。また、カード会社によって中小企業と大企業の基準は異なりますが、どのように線引きしているのか明言しているカード会社は多くありません。
そのため、自分の会社が大企業と中小企業のどちらに該当するのか迷ったときは、カード会社に相談してみましょう。

なお、ここで説明したビジネスカードとコーポレートカードの違いはあくまでも一般論であり、すべてのカードに当てはまるとは限りません。カード会社によっては、ビジネスカードを「法人カード」と呼んでいたり、「ビジネスカード」という名称で独自のカードを発行していたりするケースもあります。

法人カードと個人カードの違い

法人カードと個人カードには、以下のような違いがあります。

【法人カードと個人カードの違いの例】
  • 会社名義の口座を支払先として登録できる
  • 法人カードの利用限度額の上限は個人カードよりも高い傾向がある
  • 利用明細を経費管理システムなどと連携させられることがある

個人カードの支払いに利用できるのは個人名義の口座のみですが、法人カードの場合は個人名義に加えて会社名義の口座も選べるのが一般的です。
利用限度額の上限が個人カードより高めに設定されているのも法人カードの特徴ですが、必ずしも個人カードより高い利用限度額が設定されるというわけではありません。

そのほか、法人カードの中には利用明細を経費管理システムなどと連携できるものもあります。そうしたカードを利用すれば、経費を入力する時間や手間の削減にもつながります。

法人カードの選び方の人気ランキング

株式会社マネーフォワードが発表した「中小企業のビジネスカード利用に関する調査」より、ビジネスカードを契約するときの決め手になったポイントをランキング形式で紹介します。

【ビジネスカード契約の決め手(複数回答)】
順位 決め手となったポイント 割合
1位 初期費用・年会費が安い 23.2%
2位 ブランドイメージが良い 22.3%
3位 ポイント還元率が高い 21.7%
4位 審査が通りやすい 20.1%
5位 利用限度額が高い 18.3%

※出典:株式会社マネーフォワード「中小企業のビジネスカード利用に関する調査

調査結果からは、初期費用や年会費を気にして法人カードを選んでいるようすが伺えます。そのほか、ブランドイメージやポイント還元率の高さなどもカード選びのポイントになっているようです。

一般的に、ポイント還元率が0.5%を超えると、「ポイント還元率が高いカード」と言えます。

また、支払いサイクルの関係上、利用限度額は2か月分のカード利用額を満たしているのが理想です。毎月のカード利用額にバラつきがある場合は、最も支出の多い月をベースにして必要な利用限度額を考えましょう。

おすすめの法人カード10選!

ここからは、おすすめの法人カードを10枚紹介します。「年会費が安い」「ポイント還元率が高い」など5つの決め手のいずれかに該当する特徴を持つカードに加えて、ビジネスに役立つ特典を持つカードをピックアップしました。

三井住友カード ビジネスオーナーズ

【おすすめポイント】

  • 決算書や登記簿謄本が不要で申し込める
  • 最短3営業日で発行できる
  • ポイントが最大1.5%還元される
  • 年会費が永年無料
【基本情報】
年会費 無料
申込対象 満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方
発行スピード 最短3営業日
通常のポイント還元率 0.50%
国際ブランド Visa、Mastercard
ETCカード 無料
※前年度に一度もETCカードの利用がない場合は、年会費550円(税込)がかかる
旅行保険 海外:最高2,000万円 (利用付帯)
国内:―
利用枠 500万円
提携できる会計ソフト 楽楽精算、経費キャッシュレス、MAJOR FLOW Z KEIHI、経費 BANK
発行会社 三井住友カード 株式会社

JCB法人カード

【おすすめポイント】

  • オンライン入会で初年度の年会費が無料
  • ETCカードを無料で発行できる
  • 年間100万円以上の利用で翌年のポイントが50%アップ
【基本情報】
年会費 1,375円(税込)
オンライン入会の場合のみ初年度年会費無料
申込対象 法人または個人事業主
発行スピード 通常1週間程度
通常のポイント還元率 0.50%
国際ブランド JCB
ETCカード 無料
旅行保険 海外:最高3,000万円(利用付帯)
国内:最高3,000万円(利用付帯)
利用可能枠 100万円
提携できる会計ソフト 弥生、freee会計、ソリマチ
発行会社 株式会社ジェーシービー

Airカード

【おすすめポイント】

  • ポイント還元率が常時1.5%
  • リクルートのサービスでさらにポイントがたまる
  • 新規入会かつ条件を満たせば初年度の年会費がキャッシュバックされる
【基本情報】
年会費 5,500円
申込対象 法人または個人事業主(カード使用者は18歳以上の方が対象となります。)
発行スピード 通常3週間前後
通常のポイント還元率 1.50%
国際ブランド JCB
ETCカード 無料
旅行保険 海外:-
国内:-
利用可能枠 100万円
提携できる会計ソフト 弥生、freee会計
発行会社 株式会社リクルート

freeeカード

【おすすめポイント】

  • freee会計の利用者であれば最低限度額の設定が有利になる
  • 決算書と確定申告書が不要で申込可能
  • 最短4営業日で発行できる
【基本情報】
年会費 無料
発行対象 法人代表者・個人事業主
発行スピード 最短4営業日
通常のポイント還元率
国際ブランド Visa、Mastercard
ETCカード 無料
旅行保険 海外:―
国内:―
限度額 Visa:150万円
提携できる会計ソフト freee会計
発行会社 freee株式会社

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード

【おすすめポイント】

  • 「クラブオフ」により国内外20万か所以上の施設を特別優待料金で利用可能
  • 国内外29空港の空港ラウンジを、会員と同伴者1名も無料で利用可能
  • 仕入れの決済や経費の支払いでポイントが貯まる
【基本情報】
年会費 13,200円(税込)
申込対象 法人代表者または個人事業主
発行スピード
通常のポイント還元率 0.50%
国際ブランド American Express
ETCカード 550円(税込)
20枚まで
旅行保険 海外:最高5,000万円(利用付帯)
国内:最高5,000万円(利用付帯)
限度額
提携できる会計ソフト freee会計
発行会社 アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社

ダイナースクラブ ビジネスカード

【おすすめポイント】

  • 利用可能枠が利用者の状況に応じて設定される
  • 追加カードを無料で発行できる
  • 会食や接待、ゴルフなどのサービスを利用できる
【基本情報】
年会費 27,500円(税込)
申込対象 年齢27歳以上で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主
発行スピード
通常のポイント還元率 0.40%
国際ブランド Diners Club
ETCカード 無料
※前年度に一度もETCカードの利用がない場合は、年会費550円(税込)がかかる
旅行保険 海外:最高1億円(5,000万円まで自動付帯)
国内:最高1億円(5,000万円まで自動付帯)
限度額
提携できる会計ソフト freee会計
発行会社 三井住友トラストクラブ株式会社

楽天ビジネスカード

【おすすめポイント】

  • 楽天市場での利用でポイントが最大5倍
  • ETCカードを複数枚発行できる
  • 優待サービス「Visaビジネスオファー」を利用できる
【基本情報】
年会費 2,200円(税込)
申込対象 20歳以上で安定した収入のある法人代表者様(会社登記上、代表権を有する方)、及び個人事業主の方
発行スピード 最短3営業日
通常のポイント還元率 1.00%
国際ブランド Visa
ETCカード 1枚目無料
2枚目より1枚につき年会費550円(税込)
旅行保険 海外:-
国内:-
限度額 300万円
提携できる会計ソフト
発行会社 楽天カード株式会社

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

【おすすめポイント】

  • 利用限度額が一律で制限されていない
  • 入会後の1年に200万円以上の利用で30,000ポイントプレゼント
  • 本カードだけでなく追加カードもメタル製で発行できる(1枚まで)
【基本情報】
年会費 36,300円(税込)
申込対象 法人代表者または個人事業主
発行スピード 最短3営業日
通常のポイント還元率 0.50%
国際ブランド American Express
ETCカード 550円(税込)
20枚まで
旅行保険 海外:最高1億円(利用付帯)
国内:最高5,000万円(利用付帯)
限度額
提携できる会計ソフト freee会計
発行会社 アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社

ラグジュアリーカード・Mastercard Gold Card

【おすすめポイント】

  • 納税や経費決済でも1.5%のポイントがたまる
  • 出張時などで利用できる優待が用意されている
  • LCオーナーズコミュニティで自社の商品やサービスを他の会員にPRできる
【基本情報】
年会費 220,000円(税込)
申込対象 20歳以上(学生不可)
※法人決済用カードは法人・団体等の代表者、個人事業主に限ります。
発行スピード 最短5営業日
通常のポイント還元率 1.50%
国際ブランド Mastercard
ETCカード
旅行保険 海外:最高1億2,000万円(自動付帯)
国内:最高1億円(利用付帯)
限度額
提携できる会計ソフト
発行会社 株式会社アプラス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

【おすすめポイント】

  • 出張や旅行などで利用できるプラチナ会員限定のサービスが用意されている
  • 年間200万円以上の利用で次年度の年会費が11,000円(税込)に優遇
  • 決算書や法人の登記簿の提出が不要で 申込可能
【基本情報】
年会費 22,000円(税込)
※年間200万円以上のショッピングの利用で、次年度の年会費が11,000円(税込)に優遇
申込対象 個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く)
発行スピード 最短3営業日
通常のポイント還元率 0.50%
国際ブランド American Express
ETCカード 無料
旅行保険 海外:最高1億円(利用付帯)
国内:最高5,000万円(利用付帯)
限度額
提携できる会計ソフト freee会計
発行会社 株式会社クレディセゾン

法人カードの申し込みに必要な書類

法人カードの申し込みに必要な書類はカード会社によって異なりますが、一般的には以下のような書類が必要になる傾向があります。

【法人カードの申し込みに必要な書類の例】
  • 登記簿謄本
  • 印鑑証明書
  • 法人の代表者の本人確認書類

登記簿謄本と印鑑証明書はどちらか片方の提出だけで問題ないことが大半ですが、場合によっては両方必要になることも考えられるので、事前に調べるようにしてください。

法人代表者の本人確認書類とは、運転免許証や健康保険証、パスポートなどのことです。ただし、本人確認書類として利用できるものはカード会社によって異なるので、詳細については申し込みを検討しているカード会社の公式サイトなどで確認してください。個人事業主の場合は、事業主自身の本人確認書類が必要になります。

なお、申込書類に記載されている住所と本人確認書類の住所が異なっている場合などは、追加書類の提出が必要になることがあります。追加書類が必要な場合は、なるべく早めに提出するようにしましょう。

法人カードの審査

法人カードを発行するには審査に通る必要があります。しかし残念ながら、法人カードの審査の仕組みや審査基準をはっきりと知ることは不可能です。というのも、カード会社の中に、法人カードの審査の仕組みや審査基準を公表しているところは存在しないからです。

ただし、あるカード会社のインタビューでは「本人からの申込情報や信用情報機関からの情報などを参考にしている」「審査のときには「人格」「支払能力」「資産」「自己管理」の4点で「信用力」を判断している」という趣旨の説明がされています。

法人カードにまつわる質問

最後に、法人カードにまつわる質問事項をまとめました。

起業・開業直後でも作れますか?

起業・開業直後に法人カードを作れるかどうかは、カード会社の判断次第です。そのため、一概に作れる、作れないということはできません。

実際、法人カードの中には起業・開業直後でも申込可能と謳っているものがあります。起業・開業直後でカードが作れるか不安な場合は、そうした案内があるカードに申し込むことも検討してみましょう。

個人カードを法人カードの代わりに使うことはできますか?

個人カードで会社経費などを支払っても問題はありません。個人カードを申し込むときにはカードの利用目的を問われることがありますが、その中に「事業費決済」という項目があることからもそのことがわかります。

しかし、経費管理システムとの連携やビジネス向けサービスを利用するときの優待特典など、法人カードには個人カードにない特徴があるのも事実です。
法人カードならではの特徴やサービスをチェックした上で、本当に個人向けカードでも問題ないのか改めて考えてみるのがいいでしょう。

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