池田 繁孝
池田 繁孝

INTERVIEW #04

<元映像制作>会社員としてもライターとしても未経験からのスタート。人生で味わった挫折を乗り越えて、自分の居場所を見つけた。

メディア事業部

池田 繁孝(2017年1月入社)

  • 職種編集長
  • 仕事内容記事の作成・添削・修正などコンテンツ作成全般と勉強会の開催
  • 趣味フットサルとFC東京の試合観戦

20代後半からのキャリアチェンジ。未経験からライターを目指す。

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前職は役者をしていました。大学4年生の就職活動中に、自分が一番興味を持っていた役者に挑戦してみたいと思い進路を決めました。そこから芸能事務所に所属して、28歳までの6年間役者として仕事をしてきました。

将来的にはこの道のプロとして仕事をしていきたいと考えていたのですが、とある撮影後にプロデューサーの方から事務所にクレームが入り、同じ事務所の方にも迷惑をかけてしまった出来事がありました。他の方にも迷惑をかけてしまったことが本当に申し訳なく、役者をこのまま続けることはできないかもしれないと心が折れてしまったんです。とはいっても、生きていく以上何かしらの仕事はしなければならない。そこで初めて役者以外の仕事を考えるようになりました。

自分が興味のある仕事はなにか、これまでやってきた芝居に関連するものはなんだろうか、と模索するうちにライターの仕事に興味を持ちました。役者の仕事は台本や脚本で文章に触れる機会が多いのですが、それらを読むことで自分自身が励まされるという体験をよくしていました。そのため、文章を書く仕事は好きかもしれないと思ったんです。初めはシナリオライターや脚本家の方向で求人を探したのですが、どれも経験者のみの募集でした。そこで試しに「未経験・ライター」と検索してみたんです。そこで真っ先に出てきたのがクヌギでした。

正直、その当時はライターとして仕事ができるのなら、入り口は何でもいいと思っていました。本当にプロのライターになりたいのかどうかも分からないし、まずは試してみようと考えていましたね。ライターとして採用してくれるのであれば挑戦したいと思っていたので、クヌギに応募した時点で合格をもらったら入社しようと決めていました。当時のクヌギはまだ社員が5名ほどという規模だったのですが、未経験なのに採用通知がもらえた。もうそれだけで感謝の気持ちでいっぱいでした。

ライターや編集者としての技術だけでなく、課題を乗り越えるための思考も学べる喜び。

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今は編集長をしています。直接担当をしているライターは4名ほどですが、その他にも編集長として社内のライター全体をみています。業務はライターの方が書いてくれた原稿の赤入れが主な仕事ですね。その他には編集者との定期的なミーティングや勉強会の開催などをしています。またクヌギでは採用選考過程で体験入社を実施しているのですが、そういった採用関連の仕事も担当し始めています。

入社当初はアルバイトのライターからスタートしたので、情報をリサーチして、記事構成を考えてライティングをすることがメインの業務でした。そこから半年ほど経過した後、当時の上長から「編集者に興味はないか」と話をいただきました。実は、それまでは編集者になるということは全く考えていませんでした。ただ、将来のことを考えたときに、編集者に挑戦することは自分のスキルの幅を広げることにも繋がると思ったんですよね。編集者への打診を快諾し、そこから編集業務にも携わるようになりました。編集者になると原稿の赤入れといった業務のほかに、インタビューや取材を担当する機会があります。インタビューはまだまだ難しさを感じることも多いですが、相手の気持ちを考えて意図を汲むことは芝居をしていた頃から好きだったので、それをインタビューの場でも活かしていけたらと思っています。

仕事のやりがいについては、ライターの頃と編集者になってからでは少し変わりました。ライターの頃は、検索者の悩みを解決することに楽しさを感じていたのですが、編集者になってからはライターの方一人ひとりをサポートすることにやりがいを感じています。担当しているライターの方から「入社前よりもライティングスキルが上達した気がします!」と報告してもらえたり、粘り強く取り組んでもどうしても上手く書けないといった悩みをサポートして成果へと繋げることに喜びを感じています。

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クヌギの業務中の雰囲気ですが、一言でいうなら ”黙々と仕事をしています” といった感じですね。特に執務エリアでの会話はほとんどないので、入社したばかりの方だと少し驚くかもしれません。僕自身も初めは驚きましたが、働いているうちに仕事に集中できる環境だと実感しました。とはいえ、夕方くらいになると雑談っぽいことを少し話すこともあります。それを聞いた他の社員がクスッと笑ったり、誰かがツッコミを入れたり、僕個人としてはそんな時間が好きだったりもします。また、社内で使うパソコンは一台一台を弊社代表の矢萩がセッティングしてくれていて、デュアルスクリーンや高スペックのパソコンなど快適に仕事ができる環境を整えてくれています。代表は現役のマーケターなので、どういう環境であればより働きやすいかということを熟知していて、社員にも同様の環境を提供してくれています。

クヌギに入社する前、芝居を辞めた時ってすごく将来が不安だったんです。社会人経験も他にないですし、パソコンのスキルも全くなかった。そんな中でクヌギに採用してもらって、パソコンの使い方やライターとしてのスキルだけではなく、課題にぶつかった時の乗り越え方も学ばせてもらえた。入社して3年が経ちましたが、クヌギで学びたいことはまだまだ沢山あると思っています。

ワクワクすることに挑戦し続けながら、自分の市場価値を高めていきたい。

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今後の目標は編集長としてメディアの方向性を考えながら、編集者やライターの成長を促せるような存在を目指したいと思っています。メディア事業部を大局的に見つつも、ライターの方一人ひとりに丁寧に向き合っていきたいですね。また、ユーザーの悩み解決のための記事作りという側面だけではなく、メディアにおけるコンバージョンや売上といった数字の部分にも関わっていけるよう、自分ができる業務をもっと増やしていきたいです。

個人的な目標としては、掛け算的にできる業務を増やして、自分の市場価値を高めていきたいですね。例えば、今の僕は編集×SEOなのですが、そこに他の要素を掛け合わせて自分のできる領域を拡大していきたいと思っています。

クヌギの社員ってみんなそうなんですが、とにかく優しい人が多いんです。もしかしたら、日頃から検索者の不安や悩みを考えているからかもしれません。そういった相手の気持ちを真剣に考えられる人や素直な人は弊社に向いているかなと思います。文章力もあれば良いですが、それよりもコミュニケーションをしっかりと取れることが大切です。冒頭でも少しお話しましたが、弊社では面接を通った後に実際に会社へ来ていただく体験入社を実施しています。半日ほどですが、入社後の仕事の流れを実際に体験することができるので、ぜひそこでクヌギの魅力を知っていただけたら嬉しいなと思っています。

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メディア事業部のある一日のスケジュール

編集長

  • 09:30

    出社

  • 10:00

    勉強会の開催

  • 11:00

    メールチェック、情報収集

  • 12:00

    原稿整理、記事添削

  • 13:00

    ランチ(1時間)

  • 14:00

    原稿整理、記事添削

  • 17:00

    ライターさんとのミーティング

  • 18:00

    進捗管理・翌日の予定立て

  • 18:30

    退社

ライター当時

  • 09:30

    出社

  • 10:00

    勉強会の参加

  • 11:00

    原稿作成

  • 12:00

    編集者さんとのミーティング

  • 13:00

    ランチ(1時間)

  • 14:00

    原稿作成

  • 17:00

    編集者さんからのフィードバック

  • 17:30

    進捗状況の確認・翌日の予定立て

  • 18:30

    退社

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