お金借りるを知る

お金を借りたらしっかり返済しよう

消費者金融や銀行カードローンは、「生活費の補填」「飲食・交際費の捻出」などに活用できますが、利息によって借りたお金を返せなくなるリスクがあるのも事実です。

貸金業協会の公式サイトによると、2010年以降、多重債務者数は減少傾向にあることがわかります。消費者金融などが適用される貸金業法の改正や、金融庁による銀行カードローンの過剰融資に対する指摘が、多重債務者の減少につながったと推測できます。

ただし、現在でも多重債務状態に陥っている人は一定数存在しているのです。

このような状況を受けて、「生活支援・資金援助で不幸になる人を少しでも減したい」を目的に当サイト『お金借りるを知る』は開設しました。

当サイトでは、正しい生活支援・資金援助の方法をプロの専門家やライターが丁寧に解説しています。

また、読者の悩みに合わせてFP監修のもと、カードローン以外の「読者の生活支援」に役立つ情報も合わせて提供しております。

【当サイトからのお願い】
※当サイトの記事は無理な借入を推奨するために作られたものではありません。カードローンはきちんとした返済計画を立ててから利用しましょう。

お金を借りるとは?

お金を借りるとは「国や友人、銀行や消費者金融などから現金を借りる」ことを意味します。お金を借りている人口は年々増加の一途を辿っています。

金融広報中央委員会(知るぽると)が令和元年に発表した「家計の金融行動に関する世論調査」によると借金がある単身世帯と二人以上世帯の割合は以下の通りです。

【世帯別借金の割合】
単身世帯 19.3
二人以上世帯 41.8

2020年時点で、住宅ローンや奨学金なども含めると単身世帯では約2割の人、二人以上の世帯では約4割の人が何らかの借金を抱えていることになります。

お金を借りる前の心構え

お金を借りる行為は、借金を背負うということです。借金は法律的な観点から言うと、債務の一種にあたります。債務には基本的に返済の義務が発生するため、借りたお金は返さなければなりせん。お金を借りる前には下記のことを心掛けて置くと良いでしょう。

【お金を借りる前に心がけておくこと】
  • 借入れ前に返済計画を立てる
  • 借金依存症に注意する

借り入れ前に返済計画を立てる

お金を借りる際に、きちんとした返済計画を立てることが大切です。カードローンだけでなく、奨学金や住宅ローンなどでお金を借りる際には、基本的に借りた金額に応じて利息が発生します。

たとえば、年18.0%の金利で100万円を借り、1年間で返済を行なった場合には、元金である100万円だけでなく、利息として10万円程度を支払う必要があるのです。

こうした利息の仕組みを知って返済計画を立てなければ利息が膨れ上がり、最終的には借りたお金を返せない状況になり得るので注意しましょう。

返済計画を立てる時は毎月の返済額を意識する

銀行ローンや消費者金融のカードローンは月に一回の約定返済をすれば毎月の返済を完了したことになります。約定返済で返済する最少返済額はローン商品ごとに設定されており、利息は最少返済額の中に含まれます。

最少返済額が低くても、最少返済額だけを返済し続けると利息負担が膨らみ、最終的な支払総額が高くなる可能性があります。返済が長期化する可能性があるからです。

一方、最少返済額が高い場合は、返済期間が短縮されて支払う利息の総額を抑えられる可能性があります。

そのため、返済計画を立てる際には、どのぐらいの期間で月にどれほどの金額を返済するのかを考える必要があります。

お金を借りる方法

お金を借りる方法にはいくつか種類があります。今回は下記3種の方法について解説していきます。

【お金を借りる主な方法の例】
  • 国や公共機関から融資を受ける方法
  • 銀行から融資を受ける方法
  • 貸金業者から融資を受ける方法

それぞれにメリットとデメリットがありますので、下で詳しく説明していきます。

国や公共機関から融資を受ける方法

お金を借りられるのは、銀行や消費者金融のみと思うかもしれませんが、国や公共機関から融資を受けることもできます。国や公共機関が実施している主な融資制度は下記の通りです。

【国や公共機関が実施している融資制度の例】
制度や商品 対象者 金利
総合支援資金 ・「低所得者世帯」必要な資金を他から借りることが困難な
・「障害者世帯」障害者手帳などの交付を受けた人が属する
・「高齢者世帯」65歳以上の高齢者が属する
年1.5%(保証人を立てた場合は無利息)
年金担保貸付制度 ・厚生年金保険年金証書、国民年金・厚生年金保険年金証書、船員保険年金証書、労働者災害補償保険年金証書のいずれかをお持ちの人
・老齢年金、障害年金、遺族年金の受給を受けている人
・生活保護を受給していない人
年2.1%
教育一般貸付 ・修業年限が6ヵ月以上(外国の教育施設は3ヵ月以上※)で、中学校卒業以上の方を対象とする下記教育施設に子供を通わせている保護者。
・大学、大学院(法科大学院など専門職大学院を含みます。)、短期大学
・専修学校、各種学校(予備校、デザイン学校など)
・高等学校、高等専門学校、特別支援学校の高等部
・外国の高等学校、短期大学、大学、大学院、語学学校など
・その他職業能力開発校などの教育施設
年1.68%
緊急小口資金 ・医療費又は介護費の支払等臨時の生活費が必要なとき
・火災等被災によって生活費が必要なとき
・年金、保険、公的給付等の支給開始までに生活費が必要なとき
・会社からの解雇、休業等による収入減のため生活費が必要なとき
・滞納していた税金、国民健康保険料、年金保険料の支払いにより支出が増加したとき
・公共料金の滞納により日常生活に支障が生じるとき
・法に基づく支援や実施機関や関係機関からの継続的な支援を受けるために経費が必要なとき
・給与等の盗難によって生活費が必要なとき
・その他これらと同等のやむを得ない事由であって、緊急性、必要性が高いと判断されるとき
―(無利息のため)
母子父子寡婦福祉資金貸付 ・母子家庭の母
・父子家庭の父
・母子・父子福祉団体
・寡婦
年1.0%

※金利は2021年4月時点の数値を記載しています。

たとえば総合支援資金では高齢者層や低所得者世帯を対象としています。金利も年1.5%であり、連帯保証人がいれば無利子で融資を行ってくれる場合もあります。

銀行から融資を受ける方法

メガバンクであるみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行をはじめとして、多くの銀行では目的別のローン商品を扱っています。例えば、銀行では下記のようなローン商品を扱っています。

【銀行で扱っている主なローン商品の例】
種類 目的
住宅ローン 住宅の購入や新築・改修にかかる費用の融資を受けらえる
カーローン 自動車を購入するための費用の融資を受けられる
教育ローン 高校や大学に通うための費用の融資を受けられる
カードローン 生活費や突然の出費にかかる費用の融資を受けられる
フリーローン 使用目的を問わずあらゆることのかかる費用の融資を受けられる

銀行では住宅ローンやカーローンなどの様々なローン商品を扱っています。金利も利用するローンの種類によってことなります。

そのため、借入目的が明確に決まっている方は、住宅ローンや教育ローンなどの目的に合わせた商品を検討すると良いでしょう。

貸金業者から融資を受ける方法

貸金業者とは、アコム、プロミス、アイフルといった消費者金融やクレジットカード会社(キャッシング枠のみ)、信販会社のことを指します。

【大手消費者金融の一覧】
カードローン名 特徴
アコム 最短即日融資可能、初回契約者限定で30日間無利息サービスを利用できる
アイフル 借り入れ最高限度額800万円初回契約時の翌日から30日間利息が0%になる無利息サービスを実施。
プロミス 申し込みから借入まで全てwebで手続きができる「WEB完結サービス」がある
レイクALSA 選べる無利息サービスを提供している
SMBCモビット WEB完結なら電話による連絡なし

消費者金融は申込の時間帯や審査状況によっては最短即日融資も可能です。

ただし、貸金業法で定められた「総量規制」の対象商品になるため借入額が年収の3分の1までに制限されます。総量規制とは、貸金業法で定められた融資規制のことです。総量規制により貸金業者は、利用者の年収の3分の1を超える貸付を行なわないよう制限されています。

カードローンを利用する前に知っておくべき基礎知識

カードローンは、資金使途が自由な無担保・無保証人で借り入れられる個人向けのローンを意味します。カードローンの申し込み資格は、原則20歳以上で安定的な収入がある方である傾向があります。カードローンには以下の2つの特徴があります。

【カードローンの主な特徴】
  • 無担保・無保証人で借りられる
  • 借りたお金には利息が発生する

カードローンを利用してお金を借りると、返済の際に利息が発生することは覚えておきましょう。延滞や債務整理を起こす原因となりうるからです。

無担保・無保証人で借りられる

カードローンは「個人向けの無担保融資」です。無担保融資とは、自動車担保ローンや不動産担保ローンのように担保になるものを預けて”お金を借りる”融資方法ではありません。そのため、カードローンは、契約者自身の信用情報や返済能力をもとにに融資が行なわれます。

信用情報とは過去のクレジットカードやカードローンなどの利用状況や返済状況などのことで、個人信用情報機関によって管理されています。一方、返済能力とは、借りたお金を期日までに返済する能力のことを呼びます。

銀行や消費者金融は、これらの信用情報と返済能力を元に審査を行なうと推測されます。なお、カードローンの審査については、「カードローンの審査基準と審査に落ちる原因」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

借りたお金には利息が発生する

借りたお金には利息が発生します。利息はローン商品の金利によっていくら発生するのかが変わってきます。

例えば、金利幅が年3.0%~年18.0%のようなローン商品であれば、借入金額によっては、最大年18.0%の利息が発生する可能性があります。

利息の計算方法

金利とは借入金額に対して利息を決定するための割合なのに対し、利息は実際に金融機関に払うお金のレンタル料という違いがあります。銀行ローンや消費者金融の利息は下記のような計算式で求められます。

【利息を求めるための計算式】

借入残高 × 金利 ÷ 365(うるう年なら366)× 利用日数 =利息

利息を決定する計算式で重要なのは、借入残高や利用日数により支払う利息の金額が異なることです。

実際に適用される金利は商品によって異なりますが、一般的には金利が高ければ利息額も多くなり、金利が低ければ利息額も少なくなる仕組みです。

そのため、金利が高いローン商品を利用する際には、支払う利息額を事前に把握するためにも、事前に返済計画を立てておくようにしましょう。

金利はローン商品によって異なる

金利は銀行や奨学金が提供するローン商品ごとに異なります。都市銀行やネット銀行、大手消費者金融、信販会社などの金利を例として下記に記載しているので、参考にしてください。

【主なカードローンの金利比較】
銀行名・商品名 金利
三菱UFJ銀行 年1.8%~年14.6%
三井住友銀行カードローン 年1.5%~年14.5%
みずほ銀行カードローン 年2.0%~年14.0%※
りそな銀行カードローン(プレミアムカードローン) 年3.5%~年12.475%
楽天銀行カードローン 年1.9%~年14.5%
住信SBIネット銀行カードローン(スタンダートコース) 年8.39%~年14.79%
住信SBIネット銀行カードローン(プレミアムコース) 年1.59%~年7.99%
消費者金融名・商品名 金利
アコム 年3.0%~年18.0%
プロミス 年4.5%~年17.8%
アイフル 年4.5%~年18.0%
信販会社名・商品名 金利
三井住友カード ゴールドローン 年3.5%~年9.8%
オリックス・クレジット VIPローンカード 年1.7%~年16.8%
オリコクレスト カードローン 年4.5%~年18.0%

※ 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~年13.5%です。

銀行、消費者金融の他に、信販会社もカードローンを提供しています。また、金利は各カードローンによって異なり、利用限度額に応じて金利が設定される場合もあれば、契約時まで設定される金利がわからない場合もあります。

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FP監修者プロフィール

人物 阿久津 和宏氏、ファイナンシャル・プランニング技能士
氏名 阿久津 和宏 FP・阿久津氏和宏の詳細
職業 ファイナンシャル・プランナー/行政書士
保有資格 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
トータルライフコンサルタント(生命保険協会認定)
DCマイスター(DCマイスター協会認定)
プライベートバンキングコーディネーター(日本証券アナリスト協会)
健康経営アドバイザー(東京商工会議所)
個人情報保護士(全日本情報学習振興協会)
プロフィール 国内の大手金融機関にでの勤務を経た後、ファイナンシャル・プランナーとして独立する。 独立系ファイナンシャル・プランナーとして、中小企業の経営者・会社員・OL向けにセミナーやカウンセリング活動を展開。そのほかに、学校の先生や店舗経営に携わる方向けのコミュニケーションセミナーも好評を得ている。セミナー開催回数:47回(2017年実績)

FP監修者プロフィール

人物 飯田 道子氏 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
氏名 飯田 道子 FP・飯田道子氏の詳細
保有資格 ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
証券外務員Ⅱ種
宅地建物取引士合格者
プロフィール 金融機関での勤務を経て、1996年にファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)の資格を取得。 現在はどの金融機関にも属さない独立系ファイナンシャル・プランナーとして、お金に関する各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなう。各種ローンやライフプランニングなどの範囲を担当する。

FP監修者プロフィール

人物 内山 貴博氏 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
氏名 内山 貴博 FP・内山貴博氏の詳細
職業 ファイナンシャル・プランナー
保有資格 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
1級FP技能士
経営修士課程修了(MBA)
九州共立大学経済学部非常勤講師
プロフィール 証券会社の本社部門に勤務した後、2006年に独立する。FP相談業務を中心に、セミナーや金融機関への研修、FP・証券外務員の資格対策講座などを担当。 経営者向けのFP業務や、日本での生活やお金のことに疑問を抱える外国人に向け、FPコンサルティング(英語)を開始するなど、ファイナンシャル・プランナーとしてできることを模索しながら挑戦を続ける。