総量規制

公開日:2022/01/07 / 最終更新日:2022/01/07

総量規制とは、借り過ぎや貸し過ぎを防止するために定められた規制のことです。貸金業法という法律が改正されたことで、2010年に施行されました。

総量規制の具体的な内容は、貸金業者が個人に融資をする際、融資できる金額の総額を最大でも年収の3分の1までとするものです。貸金業者の例と該当しない例としては、下記が挙げられます。

【貸金業者に該当する例と該当しない例】
具体例
該当する例 ・消費者金融
・信販会社
・クレジットカード会社
該当しない例 ・銀行
・信用金庫
・信用組合
・労働金庫

参照元:日本貸金業協会「お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会」

総量規制の対象となるのは、消費者金融や信販会社といった貸金業者です。そのため、消費者金融や信販会社が個人に融資できる金額の総額は、原則年収の3分の1以下となります。

たとえば、年収が300万円の場合、貸金業者から借りられる金額の上限は100万円までとなります。総量規制の観点でいえば、借り手は貸金業者から100万円を超える金額を借りることはできません。
仮に総量規制を超える融資が行なわれた際は、借り手が処罰を受けることはありませんが、その融資を行なった貸金業者は行政処分などの処罰に貸されます。

なお、「総量規制になじまない貸付」であれば、総量規制の除外貸付として分類されて、総量規制にかかわらず借入が可能と判断されます。

また、「顧客の利益の保護に支障を生ずることがない貸付」であれば、総量規制の例外貸付としてみなされて、貸金業者から年収の3分の1を超える借入を例外的に受けられます。

総量規制の除外貸付や例外貸付に該当する具体例については、日本貸金業協会の公式サイト「総量規制が適用されない場合について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会」から確認できます。