更新日 : 2022.12.20

専業主婦がお金を借りる選択肢 家族に内緒で借りるには?

専業主婦(専業主夫)がお金を借りる際、借入方法によっては専業主婦の申し込みを受け付けていないため、利用できる方法を選ぶ必要があります。また、借入をすることで郵送物や在籍確認などによって家族に借入が知られる可能性があります。

そこで、専業主婦が利用できる借入方法や、借入がバレる状況の例などを中心に解説していきます。借入方法だけでなく、借入が知られる状況や対策を把握しておくと良いでしょう。

専業主婦が借りられる選択肢は限られる

専業主婦は、自身に収入がないことから選択肢が限られます。たとえば、以下のような方法では、専業主婦が利用することはできません。

【専業主婦が借入できない方法の例】
借入方法 借入できない理由
消費者金融 総量規制という法律に抵触するため
クレジットカードのキャッシング
多くの銀行カードローン(※1) 銀行によって「収入があること」や「専業主婦は申し込めない」と申込条件に定められているから

※1 専業主婦の申し込みを受け付けている銀行も一部あります。
※ それぞれのリンクをクリックすると借入できない理由の詳細の説明に移動できます。

専業主婦の場合、消費者金融やクレジットカード会社から貸付を受けられません。これは、総量規制という法律によって、収入のない人への貸し付けを行なうことができないためです。

銀行は総量規制が適用されないものの、申し込む条件に「申込者本人に収入があること」を定めていることが多く、その結果として多くの場合で申し込めないのです。

専業主婦がお金を借りる場合は、まずどのような場合に借入できないのかを確認し、「借入できない方法に申し込んでしまった」といったことがないようにしておきましょう。

収入のない無職状態だと消費者金融からは借りられない

収入がない無職状態だと、消費者金融のような貸金業者からお金を借りることはできません。何故ならば、貸金業法による総量規制によって、収入がない人へ貸し付けを行なうことを禁止されているためです。

総量規制とは、貸金業者が個人に貸付を行なえる金額の上限を規制する法律であり、原則として、年収の3分の1を超える貸し付けを禁止しています。たとえば、年収が300万円の場合は、貸金業者から借入できる金額の上限は100万円までです。

収入のない専業主婦は収入が0円であることから借りられる金額の上限も0円となり、消費者金融の審査に通らないと言えるのです。

消費者金融の配偶者貸付を利用する場合は夫の同意が必要

総量規制には「例外貸付」といって、例外的な貸し付けが存在します。その一つに配偶者貸付というものがあります。

配偶者貸付を利用すれば、配偶者の収入とあわせて、年収の3分の1以下の借入が可能です。

ただし、配偶者貸付を利用するには、配偶者の同意が必要になります。配偶者の収入証明書や婚姻関係証明書などを提出する必要があり、同意を得ずに借入することはできません。

そのため、専業主婦が消費者金融からお金を借りる方法には配偶者貸付があるものの、夫の同意が必要となることから、家族に内緒にしておくことは難しいと考えておきましょう。

クレジットカードのキャッシングも総量規制の対象

クレジットカードのキャッシングも、総量規制の対象であり、年収の3分の1を超える貸付が禁止されています。貸付を行なうクレジットカード会社は総量規制を遵守しなければならないためです。

そのため、収入のない専業主婦がクレジットカードのキャッシングを利用してもお金を借りられません。手元にクレジットカードがあって新たにキャッシング機能を付帯するための審査を受けたとしても、総量規制の適用によって審査には通りません。

なお、クレジットカードで商品やサービスを購入するショッピングには総量規制が適用されません。総量規制の対象外であるため、収入のない専業主婦も利用可能です。

多くの銀行カードローンは専業主婦の申し込みを受け付けていない

銀行は総量規制の対象外であり、法律の観点でいえば収入による借入額の制限は設けられていません。 ただし、各銀行カードローンの申込条件に、「申込者本人に収入があること」のように記載されている場合は、専業主婦がお金を借りるのは難しいと言えます。

たとえば、メガバンクが提供するカードローンの申込条件には、いずれも「申込者本人に収入があること」が定められています。「安定した収入」の基準は公表されていませんが、言葉の意味を考えると、不定期の収入がある場合や無職の場合には、安定した収入には該当しないと考えられるでしょう。

銀行カードローンの申込条件に「申込者本人に収入があること」が定められている場合は、専業主婦は申し込めないと言えます。

とはいえ、すべての銀行カードローンが専業主婦による借入を制限しているわけではありません。銀行カードローンによっては、配偶者に収入があれば専業主婦も申し込める場合もあります。

つまり、銀行カードローンの商品によって、専業主婦が申し込めるかどうかが異なると言えるのです。

家族に内緒でお金を借りたいなら専業主婦が利用できる方法から選ぶ

専業主婦がお金を借りたい場合は、専業主婦が利用できる方法から選ぶようにしましょう。以下の方法は、申込条件を満たしていれば専業主婦も利用できる可能性があります。

【専業主婦がお金を借りられる所】
お金を借りられる所 利用する条件
一部の銀行カードローン 各銀行カードローンが定める年齢制限・居住地・口座の有無といった条件を満たしている
質屋 価値の付く品物を持っている
保険会社の契約者貸付 解約返戻金が発生する生命保険に加入している
ゆうちょの貯金担保自動貸付 ゆうちょの担保定額・担保定期預金で預金をしている

※それぞれのリンクをクリックすると詳細の説明に移動できます。

一部の銀行カードローンは、専業主婦の申し込みを受け付けています。実際に、ネット銀行や商業施設と提携する銀行が提供するカードローンのなかには、専業主婦の申し込みを受け付けている商品もあります。

専業主婦の申し込みが記載されているカードローンの場合、年齢・居住地・口座の有無といった申込条件を満たしていれば、専業主婦も申込可能です。

また、質屋・保険会社の契約者貸付・ゆうちょの貯金担保自動貸付は、担保となる品物や預金が必要であったり、保険の種類や契約内容によって利用できるかどうかが異なったりしますが、それらの条件を満たしていれば、専業主婦も申込可能です。

なお、いずれの方法においても借入後には返済が必要になります。そのため、返済できる範囲内で利用することを踏まえて、利用を検討するようにしてください。

一部の銀行カードローン

一部の銀行カードローンは、「専業主婦も申し込める」と申込条件に記載しており、専業主婦も利用可能となっています。

年齢制限や特定の銀行の口座の所持などの条件も定められている場合もありますが、それらの条件をすべて満たしていれば、専業主婦も借入できる可能性があると言えるでしょう。

ただし、専業主婦が申し込めるカードローンであるからといって、必ず借りられるわけではありません。実際に借入をするには、申込後に行なわれる審査に通る必要があります。

各銀行では審査基準を公表していませんが、専業主婦が申し込む場合は夫の年収を記入する項目があることから、夫の年収も審査の判断材料の一つになっている可能性はあると言えるでしょう。

専業主婦も申し込める具体的なカードローンについては「専業主婦が申し込めるカードローンの例」にて詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

銀行カードローンは即日融資に対応していない

銀行カードローンは即日融資に対応していません。実際にメガバンクやネット銀行は、最短でも審査結果の回答が翌営業日以降と記載される傾向にあり、即日融資に対応していません。

銀行カードローンが即日融資に対応していない背景には、2013年に銀行から暴力団関係者への融資が行なわれ、社会問題になったことが挙げられます。 

金融庁は、銀行から暴力団関係者へ融資が行なわれたことを受けて、カードローンを取り扱う銀行に対して、申込者の情報を警視庁のデータベースに照会するよう義務付けました。 

産経新聞の「即日融資を停止、銀行カードローン縮小へ」によると、「借り手の情報を警察庁に照会し、暴力団員ら反社会勢力との取引排除を徹底するのが狙い。運用が始まれば、融資審査には数日かかるようになるという。」と記載されています。

そのため、銀行からお金を借りる場合には、最低でも2営業日程度かかる可能性がある踏まえたうえで、利用を検討するようにしましょう。

質屋

質屋とは、価値のある品物を利用者から預かる代わりに融資を行なう業者のことです。質屋に預けられる品物には、ブランドものの腕時計やバッグ、パソコン、アクセサリーなどが挙げられます。

質屋は品物の価値に応じて融資をするため、利用者の雇用形態や収入の有無は問われず、申込者本人への審査はありません。そのため、質屋に預けられる品物があれば、専業主婦もお金を借りることが可能です。

品物の状態や価値を確認する査定が行なわれ、その後に預けた品物の価値に見合った金額分の融資を受けられます。そのため、まずは価値の付く品物を持っているかを確認してみるとよいでしょう。品物の価値については、質屋の公式サイトなどに目安が記載されているので参考にしてみてください。

なお、質屋を利用する場合、提示された期間内の借入金と発生した利息を返済できなければ、預けた品物が質屋の所有物となる点には注意しましょう。

生命保険の契約者貸付

生命保険の契約者貸付とは、解約返戻金の一定の範囲内で貸付を受けられる制度です。解約返戻金とは、保険解約中に解約した際に戻ってくるお金のことです。

解約返戻金が発生する生命保険に加入している場合には、契約者貸付を利用して貸付を受けられます。利用する保険会社にもよりますが、申し込む時間帯によっては、当日中に振込で借入を受けることも可能です。

契約者貸付を利用できるのは契約者本人のみになります。そのため、契約者が専業主婦本人である場合は解約返戻金の一定の範囲内で借入できますが、夫が契約者である場合にその妻が契約者貸付で借入することはできません。

自身が加入している生命保険で解約返戻金が発生するかどうかや、借りられる金額などについては、生命保険の契約書または保険会社の問い合わせ窓口に電話して確認してみてください。

ゆうちょの貯金担保自動貸付

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付とは、総合口座で管理する担保定額貯金・担保定期貯金を担保にして貸付を受ける方法です。ゆうちょ銀行の総合口座とは、通常の貯金や定期・定額貯金などを管理できる口座のことを指します。

担保定額・担保定期貯金で預金をしている専業主婦であれば、ゆうちょの貯金担保自動貸付を利用して貸付を受けられます。ゆうちょの通帳や通常の定額・定期貯金しか持っていない場合には、貯金担保自動貸付を利用できないので注意しましょう。

ゆうちょの貯金担保自動貸付を利用できるのは、通帳の名義人のみです。名義人以外の家族が利用すると規定違反となるため、夫名義の口座で妻が貯金担保自動貸付で貸付を受けられません。

貯金担保自動貸付で借りられる金額の上限は、貯金額の90%です。たとえば、20万円の貯金がある場合には最大18万円になります。 貯金額によっては必要な金額を借りられないため、貯金額を確認したうえで、借入できる金額を把握しておくようにしましょう。

専業主婦が申し込める銀行カードローンの例

メガバンク3行・ネット銀5行行・商業施設と提携する銀行2行が提供するカードローンのうち、専業主婦の申し込みを受け付けているのは下記のカードローンです。

【専業主婦も申込可能な銀行カードローン】
カードローン名 専業主婦の申し込みの可不可
三井住友銀行カードローン ×
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 ×
みずほ銀行カードローン ×
楽天銀行カードローン 〇(配偶者に安定した収入がある場合)
auじぶん銀行カードローン ×
PayPay銀行カードローン 〇(配偶者に安定した収入がある場合)
住信ネット銀行カードローン ×
ソニー銀行カードローン ×
イオン銀行カードローン 〇(配偶者定した収入がある場合)
セブン銀行カードローン 〇(配偶者に安定した収入がある場合)

※リンクをクリックするとカードローンの商品の説明に移動できます。

専業主婦が申込可能なカードローンであっても、そのほかにも年齢制限や銀行口座の有無などの申込条件が定められている場合、それらの条件も満たしていないと申し込めません。 各商品の申込条件を確認したうえで、利用できるかを判断するとよいでしょう。各カードローンの特徴についても触れているので、商品を選ぶ際の参考にしてみてください。

楽天銀行カードローン

【おすすめポイント】

  • 楽天会員ランクに応じて審査優遇を受けられる
  • 不定期で金利引き下げのキャンペーンが実施される
  • 楽天銀行の口座がなくても申込可能
【基本情報】
審査時間 数日
融資時間 非公開
借入利率(金利) 年1.9%~年14.5%
限度額 800万円
担保・保証人 不要
申込条件 ・満年齢20歳以上62歳以下の方(パート・アルバイトの方、および専業主婦の方は60歳以下)
・日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権を持っていること)
・勤務しており毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
・楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方
資金使途 自由(事業性資金を除く)
返済方法 毎月一定日
返済方式 残高スライドリボルビング返済方式
WEB完結の可不可 申し込みはWEBで完結
即日融資 不可
提携ATM ローソン銀行ATM、イーネットATM、セブン銀行ATM、イオン銀行ATMなど
遅延損害金 年19.9%

PayPay銀行カードローン

【おすすめポイント】

  • 初回借入日から30日間の無利息期間が用意されている
  • 申し込みから借入までアプリで行なえる
  • セブン銀行ATMの手数料が0円
  • 返済日を利用者が決定できる
【基本情報】
審査時間 最短翌営業日
融資時間 非公開
借入利率(金利) 年1.59%~年18.0%
限度額 1,000万円
担保・保証人 不要
申込条件 ・申込時の年齢が20歳以上70歳未満の方
・仕事をしていて、安定した収入のある方・PayPay銀行に普通預金口座を持っている個人の方(同時申込可能)
・一定の審査基準を満たし、保証会社の保証を受けられる方
資金使途 原則自由(事業性資金を除く)
返済方法 毎月一定日
返済方式 非公開
WEB完結の可不可 可能
即日融資 不可
提携ATM セブン銀行ATM、イオン銀行ATM、ローソン銀行ATM
遅延損害金 年20.0%

イオン銀行カードローン

【おすすめポイント】

  • 申し込みから契約までWEBで完結する
  • イオン銀行の口座がなくても申込可能
  • コンビニATM利用時の手数料が0円
  • 毎月の返済額が1,000円からと設定されている
【基本情報】
審査時間 非公開
融資時間 非公開
借入利率(金利) 年3.8%~年13.8%
借入限度額 10万円~800万円(10万円単位)
担保・保証人 不要
利用できる方 以下のすべての条件を満たす個人の方
・日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方
・契約時の年齢が満20歳以上、満65歳未満の方
・本人に安定かつ継続した収入の見込める方
※ パート、アルバイト、自営業者、専業主婦(夫)の方も申し込み可能。学生の方は申込不可。
・保証会社の保証を受けられる方
資金使途 原則自由(事業性資金を除く)
返済方法 毎月一定日
返済方式 残高スライド方式
WEB完結の可不可 可能
即日融資 不可
提携ATM イーネットATM、ローソン銀行ATMなど
遅延損害金 年14.5%

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セブン銀行カードローン

【おすすめポイント】

  • 原則的には勤務先の電話なしで契約できる※
  • 申し込みから契約までアプリで完結する
  • 最短2日で借入できる
  • 借入・返済時に手数料がかからない

※審査の状況などにより電話連絡が行なわれることもあります。

【基本情報】
審査時間 非公開
融資時間 最短2日
借入利率(金利) 年12.0%~年15.0%
借入限度額 300万円まで
担保・保証人 不要
申込条件 以下の条件をすべて満たすこと
・セブン銀行口座を持っている
・契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満である
・一定の審査基準を満たし、保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられる
・外国籍の方は永住者であること
資金使途 自由(事業性資金を除く)
返済方法 毎月指定日
返済方式 元加方式
WEB完結の可不可 アプリの利用で可能
即日融資 不可
提携ATM セブン銀行ATMのみ
遅延損害金 なし

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お金を借りることが夫や家族にバレる状況の例

夫や家族に借入がバレる状況はいくつか考えられますが、具体的な状況を把握して対策を立てておけば、バレずに借入することも不可能ではありません。

【夫や家族に借入がバレる可能性がある状況の例】

※それぞれのリンクをクリックすると詳細の説明に移動できます。

在籍確認の電話や郵送物によって、必ずしも借入が夫や家族に知られるというわけではありません。とはいえ、たとえば自宅へ郵便物が送られてきて、同居している家族に書類を見られれば、借入が知られるといったことも考えられます。

そのため、できるだけ夫や家族に借入が知られること を避けたい事情がある場合は、「具体的にどのようなことで知られる可能性があるか」「どのようなことに気をつけたほうがよいか」などを確認しておくとよいでしょう。

夫や家族の職場に在籍確認の電話が行なわれた場合

借入の申し込みした場合、借入先によっては審査時に在籍確認として勤務先に電話がかかってきます。在籍確認とは、申込者が申告した勤務先に実際に在籍しているかを確認するための審査行程のひとつです。

夫や家族に借入が知られる状況として想定されるのは、専業主婦には申告する勤務先がないため、かわりに夫の勤務先へ在籍確認の電話がある場合です。

とはいえ、専業主婦が本人名義で銀行に借入を申し込んだ場合、基本的に在籍確認の電話は行なわれないと考えられます。

実際に、専業主婦の申し込みを受け付けている4行の問い合わせ窓口・チャットにて「専業主婦が申し込んだ場合、夫の職場に電話をすることはあるか?」と問い合わせたところ、「原則として職場への電話は行なわない」という旨の回答を得ています。

本当に在籍確認の電話がないかどうかについて不安がある場合は、在籍確認の有無について、申込前に問い合わせ窓口から問い合わせてみてもよいでしょう。

契約時や利用中に郵便物が自宅に送られてきた場合

借入先から届く郵送物としては、借入・返済に利用するカード・契約書・利用明細書が挙げられます。契約時にはカードと契約書、実際に利用して借入や返済をした後には利用明細書が送付される可能性があります。

郵便物を受け取ったあとに人目につく場所に書類を放置していた場合、中身を確認した夫や家族に借入を知られる可能性があるのです。

とはいえ、カードが同封される書類や契約書は受取時に本人確認が必要なことから、本人以外が勝手に受け取ることはできません。 郵便物の差出人は銀行名が記載される傾向があることから、郵便物を見られただけで夫や家族に借入が知られるわけではないと考えられます。

そのため、銀行からカードが郵送される場合は、夫や家族の不在時に郵送物を受け取っておき、人目につく場所を避けて保管するなどしておくなどするとよいでしょう。

なお、利用明細書については、基本的には申込者が別途に手続きをしない限り、自宅へ郵送されてくることはなく、会員ページなどから確認するようになっています。

ATMを利用して借入した場合は、その場で紙の明細書が発行されることもあるので、夫や家族に自宅にみられることを避けたい場合は、はやめに処分するなどしておくとよいでしょう。

延滞をして督促状が届いた場合

借入中に毎月の支払いが滞ると、延滞になり、銀行側から督促状が届く場合があります。自宅に届いた督促状を夫や家族に見られれば、借入を知られることになりかねません。

督促状は延滞をしなければ郵送されることはないため、まずは延滞をしないように、毎月の返済は期限を守って行なうようにしましょう。

もしも毎月の返済日までに支払いが間に合わない場合は、返済日までに問い合わせ窓口に相談してください。場合によっては、毎月の返済額を減額できたり、返済日を変更できたりする可能性があるからです。

必ず借りれる審査の甘いカードローンはない

専業主婦の申し込みを受け付けているかどうかに関わらず、必ず借りられるような審査の甘いカードローンはありません。銀行に限らず、融資を行なっている会社や金融機関は、借入前に返済能力を調査し、返済能力のない申込者に対して貸付を行なわないからです。

専業主婦の申し込みを受け付けている銀行に関していえば、銀行カードローンは金融庁の「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ 」を踏まえて、利用者の返済能力を越えるような貸付けを行なわないよう審査を実施しています。

実際に令和元年に金融庁が公表した「銀行カードローンのフォローアップ調査について 」では、過剰な貸付を避けるため、申込者の返済能力を正確に把握したうえで、融資できる態勢を整える取り組みをしていることがわかります。

借りる以外で専業主婦がお金を工面する方法の例

借入するのが難しい場合は、それ以外の方法でお金を工面することも検討しましょう。

【借入以外でお金を工面する方法の例】

  • フリマアプリで物を売ってお金を工面する
  • 短期バイトをして給料をもらう

フリマアプリで物を売ったり、短期のバイトをしたりすれば、借入以外の方法でお金を工面することも可能です。

自宅に使用していないまたは不要な品物がある場合や、自由に使える時間がある場合には、フリマアプリや短期のバイトでお金を工面することを検討してもよいでしょう。

ただし、品物の販売は入金される金額や時期が不確かであったり、バイトの場合は給料の支払いまでに時間がかかったりすることもあります。そのため、必要な金額や時期に対して適切な方法であるかを確認したうえで、活用してみてください。

専業主婦がお金を借りるときのQ&A

【専業主婦がおかねをかりるときに知っておくべきQ&A】

旦那名義でお金を借りる方法はないの?

旦那名義でお金を借りることは、刑法246条で定められている詐欺罪に該当する犯罪行為に当たります。そのため、旦那名義でローン商品などを利用してはいけません。

専業主婦が申し込めるローン商品においても、申込条件には「申込は本人に限る」という旨が記載されています。

また、実際に旦那名義で利用しなかったとしても、名義を旦那のものにして借入する行為を行なおうとしたことが判明すれば、詐欺未遂罪にあたる可能性があります。

そのため、旦那名義でローン商品を利用する行為は、絶対にしないようにしてください。

同時に複数社に申し込むとどうなるの?

同時に複数の借入先に申し込んだ場合、申込後の審査に影響を及ぼす可能性があります。

ローン商品に申し込みをした場合、その申込履歴が信用情報に記録されます。審査担当者は、審査時に利用者の信用情報を照会するため、他社への申込履歴も確認可能です。

金融機関では、利用者への過剰融資を避けるために返済能力の調査を行なっています。複数社への申し込みが通ると、返済困難な借金を抱える可能性があるとして、複数社への申し込みが審査に影響を及ぼす可能性があると考えられます。

そのため、借入を申し込む場合は、複数社へ申し込みをするのではなく、申し込める商品の申込条件や特徴を把握したうえで、自身にあった商品を選んで申し込むようにしましょう。

専業主婦の利用限度額ってどのくらい?

専業主婦が借入を申し込んだ場合に適用される利用限度額は、審査によって決まるため、具体的な金額は契約時までわかりません。

借入先によっては「50万円をこえる利用限度額を希望する場合は収入を証明する書類の提出が必要」のように、利用限度額に応じて収入証明書類の提出を義務付けています。

専業主婦は収入がないことから収入証明書類を提出できません。利用限度額に応じて書類の提出が義務付けられている場合は、書類の提出が必要ない金額の範囲内で、利用限度額が適用されると考えられます。

そのため、借入を申し込む場合は、利用限度額に対する定めがないかを確認し、その範囲内で必要な金額を申告するようにしましょう。

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