PR 更新日 : 2024.02.22

専業主婦がお金を借りる 収入がなくても借入できるカードローンを紹介

専業主婦(専業主夫)がお金を借りる際、借入方法によっては専業主婦の申し込みを受け付けていないため、利用できる方法を選ぶ必要があります。

そこで、専業主婦が利用できる借入方法を中心に解説していきます。

専業主婦が借りられる選択肢は限られる

専業主婦は、自身に収入がないことから選択肢が限られます。たとえば、以下のような方法では、専業主婦が利用することはできません。

【専業主婦が借入できない方法の例】
借入方法 借入できない理由
消費者金融 総量規制に抵触するため
クレジットカードのキャッシング
多くの銀行カードローン(※1) 銀行によって「収入があること」や「専業主婦は申し込めない」と申込条件に定められているから

※1 専業主婦の申し込みを受け付けている銀行も一部あります。
※ それぞれのリンクをクリックすると借入できない理由の詳細の説明に移動できます。

収入のない専業主婦の場合、消費者金融やクレジットカード会社から貸付を受けられません。

銀行は申し込む条件に「申込者本人に収入があること」を定めていることが多く、その結果として多くの場合で申し込めないのです。

専業主婦がお金を借りる場合は、まずどのような場合に借入できないのかを確認し、「借入できない方法に申し込んでしまった」といったことがないようにしておきましょう。

収入のない無職状態だと借入できない

収入がない無職状態だと、貸金業者からお金を借りることはできません。
借入れには総量規制が適用されるため、借入額は原則年収の1/3までと決まっています。そのため、収入がない人へ貸し付けを行なうことを禁止されています。

収入のない専業主婦は収入が0円であることから借入上限額も0円となり、通常は借入することができません

消費者金融の配偶者貸付を利用する場合は夫の同意が必要

総量規制には「例外貸付」といって例外的な貸し付けが存在し、その一つに配偶者貸付というものがあります。

配偶者貸付を利用すれば、配偶者の収入とあわせて、年収の3分の1以下の借入が可能です。

ただし、配偶者貸付を利用するには、配偶者の同意が必要になります。配偶者の収入証明書や婚姻関係証明書などを提出する必要があり、同意を得ずに借入することはできません。

そのため、専業主婦が消費者金融からお金を借りる方法には配偶者貸付があるものの、夫の同意が必要となることから、夫婦間で内緒にしておくことは難しいと考えておきましょう。

夫婦間で内緒でお金を借りたいなら専業主婦が利用できる方法から選ぶ

専業主婦がお金を借りたい場合は、専業主婦が利用できる方法から選ぶようにしましょう。以下の方法は、申込条件を満たしていれば専業主婦も利用できる可能性があります。

【専業主婦がお金を借りられる所】
お金を借りられる所 利用する条件
一部の銀行カードローン 各銀行カードローンが定める年齢制限・居住地・口座の有無といった条件を満たしている
質屋 価値の付く品物を持っている
保険会社の契約者貸付 解約返戻金が発生する生命保険に加入している

専業主婦が申し込める銀行カードローンの例

メガバンク3行・ネット銀5行行・商業施設と提携する銀行2行が提供するカードローンのうち、専業主婦の申し込みを受け付けているのは下記のカードローンです。

【専業主婦も申込可能な銀行カードローン】
カードローン名 専業主婦の申し込みの可不可
三井住友銀行カードローン ×
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 ×
みずほ銀行カードローン ×
楽天銀行カードローン 〇(配偶者に安定した収入がある場合)
auじぶん銀行カードローン ×
PayPay銀行カードローン 〇(配偶者に安定した収入がある場合)
住信ネット銀行カードローン ×
ソニー銀行カードローン ×
イオン銀行カードローン 〇(配偶者定した収入がある場合)
セブン銀行カードローン 〇(配偶者に安定した収入がある場合)

※リンクをクリックするとカードローンの商品の説明に移動できます。

専業主婦が申込可能なカードローンであっても、そのほかにも年齢制限や銀行口座の有無などの申込条件が定められている場合、それらの条件も満たしていないと申し込めません。 各商品の申込条件を確認したうえで、利用できるかを判断するとよいでしょう。各カードローンの特徴についても触れているので、商品を選ぶ際の参考にしてみてください。

必ず借りられる審査の甘いカードローンはない

専業主婦の申し込みを受け付けているかどうかに関わらず、必ず借りられるような審査の甘いカードローンはありません。銀行に限らず、融資を行なっている会社や金融機関は、借入前に返済能力を調査し、返済能力のない申込者に対して貸付を行なわないからです。

専業主婦の申し込みを受け付けている銀行に関していえば、銀行カードローンは金融庁の「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ 」を踏まえて、利用者の返済能力を越えるような貸付けをしないよう審査を実施しています。

実際に令和元年に金融庁が公表した「銀行カードローンのフォローアップ調査について 」では、過剰な貸付を避けるため、申込者の返済能力を正確に把握したうえで、融資できる態勢を整える取り組みをしていることがわかります。

借りる以外で専業主婦がお金を工面する方法の例

借入するのが難しい場合は、それ以外の方法でお金を工面することも検討しましょう。

【借入以外でお金を工面する方法の例】

  • フリマアプリで物を売ってお金を工面する
  • 短期バイトをして給料をもらう

フリマアプリで物を売ったり、短期のバイトをしたりすれば、借入以外の方法でお金を工面することも可能です。

自宅に使用していないまたは不要な品物がある場合や、自由に使える時間がある場合には、フリマアプリや短期のバイトでお金を工面することを検討してもよいでしょう。

ただし、品物の販売は入金される金額や時期が不確かであったり、バイトの場合は給料の支払いまでに時間がかかったりすることもあります。そのため、必要な金額や時期に対して適切な方法であるかを確認したうえで、活用してみてください。

専業主婦がお金を借りるときのQ&A

【専業主婦がお金を借りるときに知っておくべきQ&A】

旦那名義でお金を借りる方法はないの?

旦那名義でお金を借りることは、刑法246条で定められている詐欺罪に該当する犯罪行為に当たります。そのため、旦那名義でローン商品などを利用してはいけません。

専業主婦が申し込めるローン商品においても、申込条件には「申込は本人に限る」という旨が記載されています。

また、実際に旦那名義で利用しなかったとしても、名義を旦那のものにして借入する行為を行なおうとしたことが判明すれば、詐欺未遂罪にあたる可能性があります。

そのため、旦那名義でローン商品を利用する行為は、絶対にしないようにしてください。

専業主婦の利用限度額ってどのくらい?

専業主婦が借入を申し込んだ場合に適用される利用限度額は、審査によって決まるため、具体的な金額は契約時までわかりません。

借入先によっては「50万円をこえる利用限度額を希望する場合は収入を証明する書類の提出が必要」のように、利用限度額に応じて収入証明書類の提出を義務付けています。

専業主婦は収入がないことから収入証明書類を提出できません。利用限度額に応じて書類の提出が義務付けられている場合は、書類の提出が必要ない金額の範囲内で、利用限度額が適用されると考えられます。

そのため、借入を申し込む場合は、利用限度額に対する定めがないかを確認し、その範囲内で必要な金額を申告するようにしましょう。

著者 : 株式会社クヌギ

2009年設立。日本クレジット協会 準会員、全国消費生活相談員協会 企業賛助会員。

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